オカメザクラ(戸塚駅付近)
昨日は3ヶ月ぶりに大船駅から戸塚駅まで、柏尾川沿いでの探鳥に行ってまいりました。
天気予報によると横浜の最高気温は13度。川沿いの探鳥は吹きっさらしになりがちで、体感気温はグッと下がるので暖かい格好が好ましいってのが、これまでの乏しい経験で学んだこと。前回、柏尾川を訪れた時にまさに寒風が吹きすさみましたしね。
ところが
春の日差しというのはパワーがありますね、歩き始めた瞬間に厚着してきてことを深く後悔しました。ネルシャツで充分だったわ。
カワセミ
柏尾川は本当にカワセミの楽園なのですね。ピピピピピピ~という鳴き声を頼りに目を向けると、上流に下流に右岸に左岸にあっちの枝にこっちの枝と自由に飛び交っていました。
ハッカチョウ
前回は戸塚駅周辺でたくさん見かけたハッカチョウ、大船駅近辺も普通に生息域なのですね。とまっている時は地味ですが、飛翔すると羽根にある白い斑点が高速で上下して、その残像でなんだか幻惑されるような感覚になります。
カワウ幼鳥
金井遊水地の排水門の上に見かけない鳥がとまっていました。顔はどう見てもカワウだけど腹が白い。その場での識別は諦めて撮影して記録。自宅に帰って図鑑やネットで確認するとカワウの幼鳥とのことでした。大きな図体で迫力ありましたが、まだ子供なのですな。
マガモ
バン
柏尾川の支流に目を向けるとバンが泳いでいました。池も川も水場はオオバンがデカい顔しておりますが、赤いお面のバンはあまり見かけないんですよね。
カイツブリ
水鳥たちの中でひときわ小さな身体のカイツブリ。この日も元気に潜水しておりました。夏羽になって精悍さが出ましたが、尻尾の辺りはもふもふして可愛かったです。葦かぶりでお尻が見えませんが...
アオジ♂
ジョウビタキ♂
金井遊水池ゾーンに差し掛かると歩行者ゾーンと自転車ゾーンに分かれ、時折ベンチなども設けられ、格段に歩きやすくなります。もちろんクルマは入ってきません。
人間も快適ですが鳥たちにとっても遊水地は快適な場所なようで、警戒心低めに近くの葦まで飛んできたり、歩道の藪から出てきてくれたりしました。
大船駅近くで遭遇したジョウビタキのメスは、撮影チャンスもくれないうちに飛び去りましたが、オスは撮らせてくれました。オスはとにかくカラフル、でもセンスの良い配色でおしゃれ男子。地味目のメスもふっくらモフモフで可愛いんですけどね。
ヒクイナ
この日一番のレア鳥さんでしょうか、ヒクイナです。葦の茂みから出たり入ったり、少しでも周囲に違和感を感じると採餌中でも茂みにそそくさと逃げ込んでいきます。
先客のバーダーさん方も気配を殺し、茂みから出てきたほんの一刻にすべてをかけている感じでした。いやぁ撮影できてラッキーでした。
金井遊水地と隣り合った金井公園で陽光を浴びながらお昼。やっぱり大船軒の駅弁にしておけばよかったなぁ。次回は必ず。
ビンズイ
ツルニチニチソウ
オカメザクラ
食後も引き続き金井遊水地から戸塚駅まで柏尾川沿いに探鳥。改修工事をしているようで、チャンスを逃すと河川敷にいつまで経っても降りられない状況となっておりました。
まぁ堤の上にも遊歩道が駅まで続いておりますので、カワセミの飛来を待ちわびながら満開のオカメザクラを眺めて戸塚駅まで。
歩いた歩いた。足が棒になった。戸塚駅には台湾甜商店があるのです。うちのべっぴんさんもそれが楽しみで旦那に付き合って歩いてきたようなもんです。
私は豆花をべっぴんさんは甜カステラなるアールグレイ味のカステラを、どちらも穏やかな甘みで、疲れた身体に染みわたるようでした。美味しかった。
~ 観察記録 ~
オオバン、コサギ、カワセミ、カワウ、カワウ幼鳥、ハクセキレイ、ジョウビタキ、スズメ、イソシギ、コガモ、ヒドリガモ、キセキレイ、カワラバト、ハシボソガラス、オカヨシガモ、ハッカチョウ、ムクドリ、ヒヨドリ、カイツブリ、マガモ、アオサギ、カルガモ、シジュウカラ、アオジ、モズ♂、ハシビロガモ、ホオジロ、ダイサギ、 ウグイス、ツグミ、キジバト、ビンズイ、バン、ヒクイナ、ツルニチニチソウ、オカメザクラ
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