菜の花とオオバンの群れ
今朝も早起きできたので、前回立ち入り禁止だった新横浜公園へ探鳥に出掛けてきました
ハナニラ
公園に着いていつも真っ先に向かう木があります。横浜では滅多に見られない鳥が塒にしている木です。起こさないように抜き足差し足、色々な角度から探しますが、今朝はどうやら不在。
とそこへ白いレンズを携えた優しそうなバーダーさんが近づいてきて「いましたか?」と。私が残念そうに首を振ると
「実はね、三日前までは一羽いたんだけど、一昨日、夫婦のカメラマンが来て、あの木の真下まで行って撮影を始めたらしい。そしたら驚いて飛び去って行ったってさ」
塒にしている木は、立ち入り禁止ゾーンにあります。枝に隠れて寝ていますから、都合よく姿を映せることの方が稀な被写体です。それでもほとんどのバーダーは、無理矢理立ち入って撮影したりはしません。程よい距離感を保ちながら、希少な鳥の飛来や無事を喜び、大切に温かく見守って、その場を立ち去ります。そこに愛はあるんか?自分の都合だけか?
ひとつ楽しみが無くなりました
ムクドリ
本格的に探鳥を始めると、目の前をヨッタヨタ ヨッタヨタとムクドリが元気に横切っていきました。
ムクドリの大群が駅前の街路樹などを塒にして騒音やフン害などを起こし、嫌われ者の側面が強くなっていますが、どこかユーモラスで可愛い鳥なんですけどね~。
モズ♀
遂にモズのメスを撮影することが出来ました。鶴見川の土手に出た辺り。オスと一緒にいました。
モズ♀
生意気な可愛さがあるオスに比して、メスはただただ可愛い。ふっくらモフモフ、身体に不釣り合いな大きな頭がまた可愛い。もちろん獰猛なハンターであることは間違いありませんがね。
ヒメオドリコソウ
春になると色々な野草は顔を出し、目を楽しませてくれます。野草図鑑も買おうかなぁ。Googleレンズだけだと心許ない。ただ野鳥観察から自然観察にステップアップさせると、探索時間がかかりすぎちゃうな。
大池にはまたルアーフィッシングをする釣り人の姿がありました。公園管理態勢が整わない早朝は、これが常態化しているんでしょうね。もちろん公園内での釣りは禁止ですし、柵を乗り越えることも禁止されています。
「ここじゃなくても鳥なんてどこにでもいるだろ!人のいない時間に釣りをしたって誰にも迷惑かけてないじゃないか!どっかいけよ!」
彼らの言い分としてはこうでしょうね。水鳥たちが頼りにしてる葦原にズカズカと踏み入って、ひゅんひゅんとルアーを飛ばそうが、そんなことは意識すらしたことが無いのでしょう。
散歩、ランニング、子供達と遊ぶ、犬の散歩、球技、バードウォッチング...公園には様々な目的で人々が集います。双眼鏡やカメラであちこちを覗きながらノタノタと歩いているバードウォッチャーを疎ましく思う人もいるかも知れません。
だからこそ公園にはルールがあり、誰もが快適に使用できるよう、他人への思いやりを促されているんですけども...
もういいや。もうここには早朝探鳥に来ない
~ 観察記録 ~
カワラバト、スズメ、キジバト、オオバン、コガモ、ハシビロガモ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、シジュウカラ、ムクドリ、ツグミ、オカヨシガモ、ダイサギ、ハクセキレイ、モズ、ウグイス、アオジ、オオジュリン、カワセミ、ジョウビタキ
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