
大晦日、早朝。出勤前に今年の探鳥納めってことで新横浜公園を訪れました。
7時半現着。布団の中がぬくぬくと暖かくて、少しフィールド入りが遅くなりました。
コガモ
ハシビロガモ(奥:カルガモ)
カワセミ
オオバン
いつものように投てき練習場の外周から大池へと探鳥をしていきましたが、早朝の良い時間を逃してしまったのか野鳥の姿はまばら。
オオバン・ミコアイサ♀・ホシハジロ♀
大池の真ん中辺りで他のカモやオオバンと一緒に行動しているミコアイサを発見。
ミコアイサ♀
そろそろ白いオス個体が飛来しててもよい頃なので、去年観察できた場所を隈なくチェックするも見当たらず。
ミコアイサ♀
2週間前にこの個体を観察した時に、メスなのに眼先が黒くないことに少し違和感を覚えました。図鑑で確認するともしかしたら若いメスに酷似したエクリプス(オス)という可能性もあるとのことで、2週間経って換羽の兆候が出ているかもと注目しましたがその気配なし。今朝、撮影できた羽の様子を『日本のカモ識別図鑑』の識別点と照らし合わせてみました。
「眼先の黒色部を欠く」
「中・小雨覆に褐色の羽縁」
「三列風切から雨覆の白色部は大雨覆で一旦途切れる傾向」
この個体は見事に一年目冬のメスの識別点を備えているので、エクリプスではなくて若いメスのようですね。換羽していく様子も見てみたかったですけど、これでスッキリしました。
オカヨシガモ♂♀、ミコアイサ♀、ホシハジロ♀
しかしこのミコアイサ、静かな大池で一羽だけ元気いっぱい。昨年の傾向を思い出しても人目に付きにくいところで群れて過ごすオスとは対照的に、メスは単独でも奔放に移動し活発に採餌する印象でした。ミコアイサのメスは元気で勝気な性質なのかもしれませんね。元気が一番。
アオサギ
2022年の探鳥納め。仙人のような風体のアオサギに見送られつつ帰途へとつきました。
~ 観察記録 ~
ハシボソガラス、カワラバト、カワラヒワ、コガモ、ヒヨドリ、カワセミ、カルガモ、カワウ、ハクセキレイ、ムクドリ、シジュウカラ、ハシビロガモ、スズメ、オオバン、キジバト、ミコアイサ、オカヨシガモ、ホシハジロ、アオサギ、ハシブトガラス
ZooPickerによると2022年は43か所のフィールドに出かけ、109種の野鳥を観察し、そのうち32種がライファー(生まれて初めて見る種)だったとのこと。2023年は健康のために探鳥と両立が難しい低山ハイキングの頻度を上げたいので、フィールド数や出会える野鳥の種類は減るかもしれませんが、機会をとらえて探鳥も存分に楽しみたいと思っております。
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