旧伊藤博文金沢別邸公式サイト
GW明けの5/6、横浜は金沢区にある野島へ。私の主たる目的は別ではありましたが、せっかくですから初代内閣総理大臣の別邸を見学させていただきました。
入場は無料。ただしコロナ対策として入場前に代表者の住所氏名連絡先、問診表のいくつかの項目にチェックを入れて提出する必要あり。
【公式サイトより要約転載】伊藤博文が風光明媚な金沢の地を好んで、明治31(1898)年に建てられた茅葺寄棟屋根の田舎風海浜別荘建築。その後、大磯や葉山などが別荘地として栄え、金沢はその役割を終えた。建物の老朽化が著しかったことから、平成20(2008)年から復元工事に着手、平成21(2009)年に竣工。
天皇、皇太子をはじめ、皇族方も来邸時に過ごされたという客間の和の演出が素晴らしかったです。GW明けの昨日は、庭の植栽剪定などの整備が行われていて、別邸内の雨戸が閉められておりましたが、普段はこの客間から庭越しに素晴らしい景色が楽しめるようです。残念。
床の間に飾られた作品名『将軍の孫』という五月人形が秀逸で、しばし見惚れておりました。将軍家の孫とは、確かにこういう様子であっただろうなぁと。見事でした。
別邸に隣接したぼたん園は、緑の協会によって丹精込めて整えられており、金沢区の花「ボタン」を始め四季の花々を楽しむことが出来ます。
旧伊藤博文金沢別邸はこじんまりとしているけれど、野島全体としては横浜市で唯一の自然海浜である野島海岸や市内に現存する最古の貝塚である野島貝塚、公園展望台からは富士山や房総半島など大パノラマが楽しめます。クルマでも電車でもアクセスしやすいですし、混雑する時期を外して訪れれば、色々な刺激を受けられる良質な観光地ではないかと思いました。(平潟湾や野島山は良質な探鳥地でもあります)
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