モズ幼鳥
朝6時、寝床でうだうだとスマホを弄っていると、家庭内別居(寝室が別)の妻から...
「ちびモズ探しに行きたいです」
というLINE。口で言えよと。急いで身支度をして、いつもより1時間遅れで三ツ池公園へ。
が、コリア庭園脇の森から聞こえる鳥の鳴き声に誘われて、マップにも記載されていないトレイルコースへ。全く整備されてなくて行く手に枝やクモの巣がたくさんあるけれど、人が通る道筋だけは何とか確保されています。出口が有るのか無いのか少し不安に駆られつつも、探鳥そっちのけで探検気分でズンズン歩いていきますと、プール脇から内周コースに戻ることが出来ました。よっぽどのことが無い限り、虫やハチが活性化するこれからの季節は歩かない方が良さそうなルートでしたとさ。お互いにマダニチェックだけして池巡りコースへ
ガビチョウ
水神様にお参りをして花の広場を目指す道中、池のほとりの桜の枝に留まって、通行人をオーディエンスにして気持ち良さそうに歌い上げるガビチョウがいました。
特定外来生物なのであまり表立って歓迎はされていないガビチョウですが、愛玩・観賞用として輸入されただけあって、その姿と声は美しく愛らしい。まぁその美しい鳴き声は声量も素晴らしく大きいので、家で飼うのはなかなか大変な気もしますけどね。
足を止めてガビチョウを撮影していたら、後ろから来たバーダーふたりの「珍しい鳥だと思って何枚も撮っちゃうんですよね~」って会話が聞こえてきました。おぉこういうタイプのバーダーに初めて会った。まぁオレ、貧乏機材だしなぁ...
モズ♂
花の広場の藪に到着。何人かのバーダーがすでに三脚を立てて、モズ幼鳥の出現に待機しています。ただバーダーの方々の表情が優れません。幼鳥があまり顔を出してくれないようで思ったような写真が撮れていないようです。
それでも時折、親鳥の声とエサをねだる可愛い幼鳥の声が藪の奥からしっかり聞こえてきます。妻もどうしても見たいらしく、色々と角度や高さを変えながら、丹念にちびモズの姿を探し続けます。
モズ♂
お父ちゃんモズは、休みなく虫を捕えてきては藪に飛び込んで子供達に与えます。縄張りに侵入するガビチョウなどを威嚇して追い払ったりもしなくてはいけないので、朝から大忙しです。
ほんの一瞬、お父ちゃんを追いかけて藪の上まで来たちびモズのお尻だけ確認できましたが、違うポジションで探していた妻に緊急LINEしている間にいなくなってしまいました。結局、妻は今朝もちびモズ見られず。
諦めて散策再開だなと時刻確認しようと腕時計を見ると、そこには黒い大きな毛虫が‼ぎゃぁ~~~~~!刺激しないように藪まで行って振り払うようにポイっとしました。ああ毒が、毒針が~~~~~~!戻って検索したら黒いモフモフした毛虫は無毒のようです。現に毛虫が這っていた手の甲は何ともないし。肝冷やした。
コゲラ
様々なトラブルを乗り越え今朝の散策を完走、最後に可愛いコゲラにも会えたしプラマイゼロってことで。
~ 観察記録 ~
ウグイス、メジロ、ヒヨドリ、カルガモ、カイツブリ、カワラバト、キンクロハジロ、コゲラ、アオゲラ、カワセミ、モズ、ハシボソカラス、キジバト、シジュウカラ、ガビチョウ
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