2021-10-02

ライカ ウルトラビット8x20を購入

Leica Ultravid 8×20

実は『新しい双眼鏡が欲しいっ!』と投稿した時にはもうポチっていました。ツァイスではなくまさかまさかのライカのウルトラビット 8x20を選びました

Leica Ultravid 8×20
【仕様】倍率 8倍 / 対物レンズ有効径 20mm / 射出瞳径 2.5mm / 薄暮係数 12.7 / 1000m視界 110m / 最短合焦距離 約1.8m / アイレリーフ 15mm / 視度調整範囲 ±3.5 / アイカップ 伸縮式 / レンズコーティング HDC™マルチコーティング / 防水性 水深5m / 本体 アルミニウム 窒素ガス封入 / 寸法 (幅×高さ×厚さ)111×93×39mm / 重量 約240g

マップカメラでウルトラビット8x20の中古美品を見つけてしまったのが運の尽き。フィールドに持っていく機会が激減したレンズを下取りに出して、新品購入の1/3で手に入れることができました。

実はツァイスのビクトリーポケット10x25(中古良品)もフジヤカメラでほぼ同じくらいの金額でして、何度も買い物かごに入れてポチる寸前だったんです。

しかし2軸式折りたたみのウルトラビット8x20の方が、一軸式折りたたみのビクトリーポケット10x25よりも本体も付属のケースもコンパクトというのが決め手となりました。倍率と明るさを妥協してでも、フィールドで軽快に使えてバッグにも収めやすいコンパクトさを優先しました。(ビクトリーポケットにはビクトリーポケットの美点があるんですけどね)

Leica Ultravid 8×20 & Nikon 10×25

Leica Ultravid 8×20 & Nikon 10×25

ウルトラビット8x20は愛用してきたニコン スポーツスターEX 10x25よりも一回りコンパクト。重量もカタログ上では少し軽くなりますが、手に持つとズシリと存在感があります。

鏡筒を開く時の節度はさすが高級品の手応え。接眼レンズキャップを外して、目口を手前に引っ張り出す。クルクルと回さずに引き出す機構ってのは少しドキドキしますが、高級品らしい節度を感じます。

右目の視度調整はブリッジ裏側のボタンを押しながらピントリングで調整する機構になっていますので、一度調整してしまえばフィールドで何度も調整する必要がないのは素晴らしいです。

さぁいよいよ肝心の見え味。覗いた瞬間に「これは極上!

となると思いきや、あまりピンと来ず。いやまぁもちろん20mmと小口径なのに明るくてピントが合ったところはクリアで解像感もあり普通にキレイに見えるんですけどね。ほら欧州3大ブランドの見え味はもっとキラキラしてるのかと思うじゃないですか、濃厚な色再現や色かぶりも感じられません。いや自然観察においてはそれこそが至高なのですが。

アイレリーフは15mm。裸眼の私は目口をいっぱいに引き出して覗く格好になりますが、目口よりももう少し目を離した方が見やすかったので、目口から後ろにはみ出す感じで持って、手をおでこに当てて固定して覗いています。

美しく像が結ぶ視線と双眼鏡の水平方向の角度関係が掴みにくかったですが、コーワのYF30-8と同様に少し上目遣いで覗くと良いようです。これはあくまでも個人の感覚の話しですけどね。

カワセミ

Untitled

舞岡公園での探鳥でフィールド投入しましたが、40mほど離れた先の分かりにくい所にとまっているカワセミもクリアかつ立体感ある見え味で観察することが出来ました。

軽くて首から提げていることも忘れてしまうくらい。視度調整の狂いが生じない安心感もあり、ピントを合わせることに集中できました。ただピントの山が思ったよりも浅い印象もあり、切れ味鋭いちびっ子ギャング的な部分もあって楽しませてくれますね。

Leica × Peak Design

ストラップ欠品って書いといてよ~。届いた箱の中にストラップが入ってなくてびっくりした。舞岡公園ではニコンスポーツスターのストラップを通して使いました。

ものすごく幅が細くて薄いストラップしか通らないので、家にあるカメラ用ストラップは全滅。ネットでのストラップ探しも困難を極めました。ただピークデザインのアンカーがギリギリ通りましたので、かなりオーバースペックですがウルトラビット8x20のストラップはリーシュを使うことになりました。

高い評価を得ているウルトラビット8x20、使い込んでいくうちにバードウォッチングに欠かせない相棒になってくれることでしょう。長~く使えるのもコイツの魅力ですよね。

ただね、双眼鏡の沼、ちょっと入ってみたくなっている自分がいます。誰か止めてください。


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