浄妙寺からの続き。浄明寺から道路を挟んで、歩いてすぐそこの報国寺へ。
報国寺といえば竹林で有名なのですが、むしろコケを愛でるのに最高なお寺さんでした。
ケゼニゴケ
境内の木々や地面はもちろん石灯籠や地蔵像などにもびっしりとコケが生えておりました。
霧吹きで水分を与えた小さな世界は青々として美しい。
「撮るだけ撮って、後で図鑑で同定したらいいや」なんて気軽に考えておりましたが、まったく同定作業が進みません。図鑑を見すぎて吐きそうになってます。コケの名前が分からずとも記録しておけば、のちのち意味は出てくるでしょう。
石灯籠は地衣類とコケ類のせめぎあい。
ハナガサイグチ
『野鳥と野草だけでも大変なのに、コケにまで手を出したらどうなるんだろう』って自分でも不安に思っておりましたが、コケを観察していたからこそ、こんなかわいこちゃんも目に入ってくるわけです。
ただ観察と撮影のために持ってきた機材はちょっと欲張りすぎました。コンデジは毎日かばんに忍ばせるカメラにして、フィールド観察の時は留守番させようと思います。
コケたちを見分けられるようになり、名前を覚え始めたらもっとコケ観察は楽しくなるんですけども、なかなか険しき道だなぁ。まぁ焦らずコツコツと。
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