秋も深まり河川敷での探鳥が心地よい季節となりました。まぁ同行する妻からはとても不評なフィールドですけどね。
今回は鴨居駅から新横浜駅まで。探鳥しながら鶴見川の河川敷を歩いて新横浜公園を経由し、新横浜駅周辺で何か美味しいモノでも食べて帰宅という計画です。
オカヨシガモとコガモ
オカヨシガモとヒドリガモ
スズメ
カワウ
この日のこの流域ではオカヨシガモの数が圧倒的に多かったです。ヒドリガモやコガモ、ハシビロガモの小さなグループがそこに混ざる感じでした。
オナガ
オナガ
横浜線と最接近するゾーンの少し先でオナガの群れに出会いました。とまる姿も飛翔する姿も美しい鳥です。鳴いてしまうと台無しって感じもしますが。
カワラヒワ
ホトケノザ
道すがらにとても小さいけれど可愛い色の花が咲いていました。調べてみるとホトケノザという花だそうです。3~6月が開花時期ということで完全に狂い咲きですね。今年は色々な場所で色々な花の狂い咲きが散見されました。それに気付くということは、自然観察のスキルが少し上がった証左ですかね。
ちなみに有名な春の七草のホトケノザは、この花ではなく『コオニタビラコ』という黄色い花を咲かせる野草だそうです。この歳になっても知らないことだらけです。
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モズ♂
高鳴きの声は色々な場所で聞こえてきましたが、ようやくその姿を見られました。いかにも虫がたくさんいそうな対岸の藪が彼の縄張りのようです。
ハクセキレイ若
新横浜公園に到着。まだ顔に黄色みが残る若いハクセキレイが、付かず離れずの距離で先導してくれました。ずいぶんと可愛い道先案内人でほっこりしました。
カンムリカイツブリ
大池のほとりまでくるとカンムリカイツブリが出迎えてくれました。高貴な姿です。
カイツブリ
その傍らにはカイツブリ。立派な体躯のカンムリカイツブリに比べると小さくて、ヒナかと思いました。モフモフして可愛かった。
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カワセミ
対岸の葦原にカワセミが飛来。ピピピピピピ~♪ととても活発に園内を飛び回っていました。
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チョウゲンボウ♀
新横浜公園を通るルートを選んだ最大の理由がこのチョウゲンボウです。ここのところつがいのチョウゲンボウが頻繁に観察されているとのことで、是非とも見てみたいと思いまして。
遠くに見える監視カメラにどうやらそれらしき野鳥。「とりあえず撮れる時に撮っておこう」と思って撮影しましたが、まさかそれが最後のシャッターチャンスになろうとは。自らフラグを立ててしまったのだろうか。
いよいよチョウゲンボウを双眼鏡でもしっかり観察できそうな辺りまで来るや否や、ハシボソガラスがチョウゲンボウを執拗に追いたてまして、遠くに飛んで行ってしまいました。嗚呼。諦めきれずに監視カメラが見えるベンチで戻ってくるのを待っておりましたら...
ノスリ
チョウゲンボウを追い払ってドヤ顔で監視カメラにとまっていたカラスたちを、亀の甲橋方面から飛来したノスリが蹴散らして、あっという間にその特等席を奪い取りました。そうとう悔しかったらしく、カラスたちはしばらくノスリにちょっかいを出しておりましたが、ノスリさん微塵も動揺せず。お強い。
モズ♂
モズ♂
キジバト
ノスリが観察できたし、チョウゲンボウはいつか見られるだろうと諦めて園内探鳥を再開。
ジョウビタキ♂
園内探鳥の締めくくりで訪れた投てき練習場の外周で、ジョウビタキのオスを観察することが出来ました。ふっくらと丸くふくらんで可愛いことこの上なし。柳の木がどうやら彼のお気に入りスポットのようですね。
「じっと動かずに待っていれば、足元まで来てくれるよ」とジョウビタキ待ちをなさっていたバーダーさんが教えてくれました、というか私がその方の撮影スタイルを邪魔してしまった形となったようです。申し訳ありません。出会い頭タイプなので見つけてしまったら撮りたくなるもんで。
八海山
よだれ鯖
広島県産カキフライ
探鳥の後は『和食・酒 えん』で鯖や牡蠣を肴に日本酒をグビり。くぅ~最高。たくさん歩いた分だけ美味しいわぁ。
日替わり定食 肉
日替わり定食 魚
日替わり定食も安定の美味しさ。はぁ良い休日になった。
~ 観察記録 ~
オオバン、カワラバト、ハシボソガラス、ヒヨドリ、アオサギ、コサギ、カワウ、カルガモ、オカヨシガモ、コガモ、ハシビロガモ、キジバト、ヒドリガモ、イソシギ、カイツブリ、スズメ、カワセミ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ウグイス、オナガ、キセキレイ、モズ、ムクドリ、カンムリカイツブリ、チョウゲンボウ、ノスリ、キンクロハジロ、ダイサギ、シジュウカラ、ジョウビタキ♂
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