東京港野鳥公園
探鳥したくてウズウズしている私にとって『東京港野鳥公園 レンジャーブログ』の更新が日々の楽しみです。探鳥のエキスパートが園内で観察した野鳥を報告してくれるのですが、なんだか自分も行ったら全部見られそうな気がして、ついつい足を運んでしまいました。
おとな300円のチケットを購入して入場。「あんた、そろそろ年間パスポート買うたら?1200円やし」と妻にすすめられました。近いっちゃ近いけど、年パス買うほど来られそうもないので、都度都度お支払いすることにしました。
入口と東淡水池の途中にあったテニスコート、遂に潰されてしまいました。誰も利用している様子じゃなかったからなぁ。
さて最初のフィールド、東淡水池。見渡す限りのコガモちゃん、ときどきオオバンやハシビロガモ。
ネイチャーセンター到着。眼前の潮入りの池は水でひたひた。よりによってというか小潮の日に来てしまいまして、干潟に集う野鳥の様子は観察できそうもありません。
レンジャーさんが記したいきもの掲示板、この日もしっかり更新されていました。干潟が無くとも様々な野鳥が観察できますよと励まされた気になりました。
ホシハジロとスズガモ
カイツブリ幼鳥?
潮入りの池に浮かぶ水鳥の大半がホシハジロ。そこにキンクロハジロ、スズガモ、オオバンといった顔ぶれが混ざる感じ。一羽だけひときわ小さくてくちばしがピンクの水鳥がいました。画像を拡大してみると、カイツブリの幼鳥のようです。可愛かったなぁ
イソシギ
カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリの幼鳥?
ハクセキレイ
東園の終点「前浜干潟デッキ」まで各観察小屋を訪れつつ、道すがらの森林も聞き耳を立てながらゆったりと探鳥。
前浜干潟デッキではカンムリカイツブリの親子(たぶん)を観察できました。イソシギやハクセキレイ、ダイサギなども近くに来てくれました。ウミネコなどの姿は無し。
ネイチャーセンターに戻ってカニの観察(トビハゼ見つからず)をしてから、東淡水地が見渡せる広場のベンチでしばし休憩。池の対岸にオオタカが姿を見せるようで、三脚を据えたバーダーがたくさんおられました。
トビ
ベンチで水筒のお茶を飲みながら秋らしい陽気を満喫していると、トビが飛来。
ノスリ
トビが飛来するや否や、どこからかもう一羽の猛禽が姿を現しました。白い羽に白い身体、黒い斑がややもすると禍々しい。ノスリです。
ノスリ
トビの方がひと回り大きいですが、ノスリの縄張りなのでしょうか怯む様子もなく空中でトビに急接近して威嚇。見事に追い払っていました。
拡大↓
トビを追い払うと急降下して林に飛び込んでから、池を挟んだ180m先の木の枝にとまってくれました。胸が白くてフワフワとしていて可愛い。
ノスリ
その後も何度か飛翔ショー。ノスリのホバリング、カッコよかったなぁ。羽搏かずにあんなに見事に静止できるもんなんですね~。
拡大↓
何度か飛翔姿を見せてくれたノスリは、池の向こうのさらに遠い松の木にとまりました。その距離約220m。フルサイズセンサーなら、トリミングしまくっても...なんて考えが頭をよぎりました。
西園の観察小屋も回って、最後にコゲラちゃんを撮影して探鳥終了。ジョウビタキやモズの高鳴きの様子などは観察できませんでしたが、秋らしい日で歩いているだけで気持ちが良かったです。年パスやっぱり買おうかなぁ。
~ 観察記録 ~
ヒヨドリ、コゲラ、ハシボソガラス、モズ、オオバン、カワセミ、カワウ、アオサギ、カルガモ、メジロ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、イソシギ、カンムリカイツブリ、シジュウカラ、ウグイス、ノスリ、セグロカモメ、アオジ、キジバト、スズメ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、マガモ、スズガモ
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