文化祭の代休の次女が「アウトレットに行きたい」というので、ふたつ返事で木更津へ。妻と次女をアウトレットに放り込んでしまえば、私のお楽しみ時間ですからね。(妻も次女もお父ちゃんがいない方が買い物が捗るだろう)
三井アウトレットパーク木更津のP10を通り抜けた先にある細長い公園『金田さざなみ公園』が今回の探鳥地です。以前も同じパターンで訪れています。
公園に到着すると東京湾が広がっております。まぁ普通の方なら「広々した景色で気持ちがいいね」って所ですが、よくよく沖合を見てみると...
オナガガモなど
マガモなど
無数のカモの群れがプカプカと漂っているもんですから、バードウォッチャーとしては観察せざるを得ません。
ただカモたちが浮いているのは結構な沖合で、高倍率なフィールドスコープでもないとマトモに観察できません。8倍双眼鏡でカモの群れの位置を確認したら、とりあえず撮るだけ撮って、あとからトリミング大会して識別という作戦です。
あとから意外なカモが見つかる可能性があるっていうのも楽しいもんです。そもそもカモの識別は難しいですしね。
セグロカモメ
アオサギ
タヒバリ
干潟や海岸などにシギやチドリがいたらいいなっていう期待もありましたが、残念ながら見当たりませんでした。
沖合のカモたちをひと通り撮影したら、今度は公園内の調整池に浮かぶ一団を観察・撮影していきます。距離も近いですし、むしろこちらが今回の主戦場となりました。
ヒドリガモ、コガモ
ヨシガモ
ヨシガモ♂
ハシビロガモとスズガモ
スズガモ
ヒドリガモなど
海上もそうですが、調整池もヒドリガモの数が多いですね。あとはコガモやオオバンそしてカルガモやカワウといった感じですが、私が同定できたところではハシビロガモやヨシガモ、スズガモもおりました。寝ているカモたちは私では識別不能です。
調整池でのカモ観察を一区切りさせて、近隣の田んぼ方面へ。ここでもシギやチドリにカモ類を観察できたらいいなと期待しましたが、ヒヨドリの鳴き声と遠くの電線にとまったモズのシルエット(超絶逆光)だけの鳥果となりました。
ミサゴ
ウミネコ
陸自コブラ
田んぼから金田さざなみ公園に戻ってくると、今度は飛びものを観察することが出来ました。ミサゴと陸自のコブラは初見です。どちらもカッコイイですね。
そろそろ昼時。フードコートでの待ち合わせ時間も迫っておりましたが、金田漁港の方にも足を伸ばしてみますと、久しぶりの一羽と出会いました。中心辺りにいます。
イソヒヨドリ♀
去年の初夏は家の近所でもイソヒヨドリが毎日のように美しい声でさえずってくれたんですけど、今年は自粛しちゃったのかなぁ。町中でも逞しく繁殖する鳥だとTVで紹介されたそうですから、また近所でも見かける機会が増えることを願います。
撮影した画像とこの図鑑を行ったり来たりしながら識別作業。カモの識別に最強の一冊で、非常に心強い!それでも識別が難しい個体もいたりするからカモは深い。
~ 観察記録 ~
スズメ、ハクセキレイ、アオサギ、ダイサギ、タヒバリ、オオバン、カワウ、カワラバト、ヒヨドリ、ヒバリ、モズ、イソヒヨドリ、セグロカモメ、イソシギ、ミサゴ、ウミネコ、コガモ、マガモ、ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、キンクロハジロ、オナガガモ、スズガモ
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