2021-11-14

【野鳥観察 / 22種】新横浜公園 ~ モズ・モズ・モズ

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今朝も新横浜公園にて探鳥。妻と次女も一緒だったので、わいわいと賑やかで楽しいひと時となりました。(次女はバスケット練習がしたくて付いてきたのだが、生憎バスケットコートが開くのは9時からということで不承不承に探鳥同行)

ノスリ

投てき練習場外周から探鳥開始。猛禽スポットである亀の甲橋水位観測所のカメラをチェック。お!何かとまっているぞ。

ノスリ

生憎、レンズを向ける方角が東。早朝につき超絶大逆光でシルエットにしかなりません。ただ昨日も同じ時間にそこにいたあの野鳥じゃないかと...

無理矢理、識別 
ノスリ

無理矢理、画像ソフトで暗部を持ち上げてみると、やはりノスリでした。チョウゲンボウのつがいは今朝も見られませんでした。この時間帯の領空権はノスリのものなのかも知れませんね。

ムクドリ
ムクドリ
ムクドリ
ムクドリ
コサギ
コサギ

大池の観察ゾーンに入るや否や、対岸の落葉した小さな木周辺で小鳥の激しい諍いが勃発しておりました。なんだどうした?

モズ
モズ♂
カワセミ
カワセミ♂

どうやらモズとカワセミの小競り合いだったようです。どちらも愛らしい野鳥ですが、ともに縄張り意識が強いですから譲れなかったのでしょう。カワセミは一旦、草地広場の修景池に退きましたが、この後またあの小さい木に戻っていきました。ああ見えてカワセミもなかなか気が強い。

そんな一部始終を家族3人で観察していると、突然「何かいますか?」と背後から初老の男性に話しかけられました。「あそこにカワセミがいますよ」と返答するとその方、やおら自分語りを始めました。

「那須から用事で新横浜にやってきた」「いつも山に登って猛禽専門で撮っている」「私の機材は600mmの...」

機材の話しが出てきた辺りでげんなりして、「猛禽ならあちらにノスリがいますよ」と話しを遮ってカワセミとモズの観察を再開した。せっかく楽しい家族の観察タイムをどこの誰だか知らない人の自分語りに妨害されたくないので。もし野鳥好きが見知らぬ土地に行くとなれば、ワクワクしながら双眼鏡のひとつも持ってくるはずだけどなぁ。そもそも双眼鏡やカメラで野鳥を見ている人に、ずけずけと話しかけたりしないよ。

モズ
モズ♀

野球場の辺りでモズの鳴き声。そろりそろりと鳴き声に近づいていくとモズのメスがいました。モズを頻繁に観察できるスポットは今シーズンも健在のようです。

あとで識別
ホシハジロ、ハシビロガモ、オカヨシガモなど
オカヨシガモ
オカヨシガモ

大池の水鳥はホシハジロ、ハシビロガモ、オカヨシガモにオオバンといった顔ぶれが中心でした。探鳥場所で飛来するカモの種類に偏りが出るのは面白いなぁ。ものすごく遠くから飛んできたことを考えると、三ッ池公園も新横浜公園も誤差みたいな距離だけど。まぁグループのリーダーが「ここをキャンプ地とする!」って決めるのかもしれませんね。

ダイサギ
ダイサギ
モズ
モズ♂

鶴見川河川敷まで行ってUターン。今度は第2運動場あたりの木のてっぺんでオスのモズが縄張りを主張していました。さっきのメスのモズのテリトリーとそう距離が離れていませんが、折り合いはついているのでしょうか。

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カワセミ
モズ
モズ♂

そして草地広場の東端、スケボー広場が見えるあたりのいつもの木でモズが縄張りを主張。いやぁ本当にモズ・モズ・モズだ。モズ大好きだからいちいち興奮して何枚も撮っちゃう。

今朝はだいたい200m間隔ぐらいでモズたちと出会いました。彼らにしたら200mなんてひとっ飛びだとおもいますが、市街地のモズは少ない狩場を奪い合う様に、それでいて必要最低限で我慢しているのかも知れないなぁ。

そうそう大池の復路、自分語りのおじさんが、望遠レンズを持ったバーダーを捕まえて「来週もまた来るんですけど...」と楽しそうに喋っていました。懲りない人だなぁ。俺も性格悪いなぁ。

~ 観察記録 ~
ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、オオバン、スズメ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、アオサギ、キジバト、ノスリ、カワラバト、カワセミ、ハクセキレイ、カワウ、コサギ、ダイサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、モズ、キセキレイ

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