今回の旅の拠点、仙台に到着。まずは今回の宿「ダイワロイネットホテル仙台」にチェックイン。仙台駅東口を出てすぐ。駅から近くて助かる。
スタンダードツイン。コンセントも多いし、清潔だし、何の不満もありません。ちなみに部屋からの眺望はヨドバシビューでした。
仙台に着いたなら何はさておき「村上屋餅店」さんに赴いて、三色餅を妻に召し上がってもらわなければなりません。宿から歩いて15分ほどでした。
5か月ぶりの三色餅。目を閉じて久しぶりの味覚と食感にうっとりする妻。平泉でお餅を我慢した甲斐があったね。私もひと口いただきましたが、それぞれのタレの美味しさも然ることながら、お餅のつき加減が絶妙で柔らかいけれどシコシコとしていて印象に残る食感です。美味しい。
ちなみにイートインは3席。私たちはすぐに座れましたが、食べているうちに行列が出来ていました。ひとりで来店する若い女の子が多いですね。とにかく地元の老若男女に愛されているお店なのは間違いない。ちなみに定休日は月曜日のようです。
楽しみにしていた村上屋さんのお餅をいただいた後は、天蓋アーケードの大規模商店街をそぞろ歩き。
仙台は天気に左右されない天蓋アーケードの商店街が連続していますし、商店街の歩道も広いので街歩きを快適に楽しめるのが良いですね。
18時ちょっと前、名掛丁の「末廣ラーメン本舗」はまだ店内空きあり。予約したお店の前に食べられませんけどね。前回長蛇の列で人気を見せつけられた「ankoya」はすでに売り切れ御免で閉店してました。どちらも前回から気になっているお店ですが、我々には縁遠い感じになってます。
夕食のお店の予約は19時。まだ少し時間があるので「AER」31Fの展望テラスで夜景を楽しむことに。
タテ一直線に伸びる構造物が商店街の天蓋アーケードです。タテだけじゃなくて先の方でヨコにも伸びていますので、その規模の大きさに驚かされます。
展望テラスは廊下を経由して東西両側の夜景(遠景)が望めます。天気の良い日中に訪れたら、奥州連山や太平洋も見渡せるそうです。冬なんて特に良いでしょうね。
さてもう時間調整も限界なので、40分ほど早いですが予約していた『蔵の庄 総本店』に突撃します。
予約時間より早かったのですが、二つ返事で席へ通してくれました。ありがとうございます。
店内は企業戦士の熱気でムンムンでした。各テーブル、激務の憂さを晴らす宴の熱量は半端ない。差し向かいの妻とも大声出さないと会話できません。
まぁ細かいことはともかくせり鍋ですよ!せり鍋。
出汁が沸騰したら鶏肉を放り込んで、再沸騰したらせりの葉や茎は20秒、根は30秒、お湯にくぐらせて食べてくださいとのこと。
初めてのせり鍋、名取で採れた新鮮なせりはシャキシャキしていて香りも良い。特に根は香りも風味も強い。鶏肉の出汁も絡んで宮城ならではの郷土料理を美味しく堪能できました。
仙台は魚介も美味しい土地柄ですから、「親方おまかせ盛り」を注文。どれも美味しいお刺身でしたが、2~3人前っていうからもっとこう...ねぇ。
念願だったせり鍋はせりを追加したり豆腐を入れたり、そばで〆たりしてもっと楽しめるんですが、店内の喧騒にちょっと辟易してきたので河岸を変えることに。ご馳走様でした。
グッと落ち着いた店構えの『和食処 大ばん』さん。お世話になります。
”古民家の木材を使用した田舎座敷” というコンセプトの店内は確かに懐かしい雰囲気で落ち着きます。また、前のお店とは打って変わって静かに酌み交わすお客さんばかりでありがたかったです。私たち夫婦もそういうことを尊ぶ年代になったのでしょう。
日本酒のメニューを見ながら頼む銘柄を思案していると店員さんが「お客さん、イイのが入ってるよ」と言うのでお願いすると、こんなポップなレッテルのお酒「特別純米酒 うららとくらら」が運ばれてきました。
「うららとくらら」は宮城の有名酒蔵「一ノ蔵」と「浦霞」が共同で作ったお酒だそうです。異例なことだそうです。滋味深いお通し(内容失念)と、ふんわりとした飲み口のうららとくららで、二次会開始。
「母の様に骨粗鬆症になりたくない」と骨せんべいを注文する妻。チョイス渋すぎ。しかしカラッと揚げられた魚の骨は、良い塩加減と油でいい肴になりますね。日本酒に合う。
そして刺身三種盛り。三種を超えてサービスで色々追加してくださいました。まぁどれも美味しいこと!最高!ありがとうございます。ああ幸せ。
日本酒をもっきりでおかわり。「墨廼江」の純米酒だったかな。
はい、ドン。生牡蠣ですよ、生牡蠣。生牡蠣に目が無い妻にふたつとも召し上がっていただきました。
さらに、ドン。朝採れほやです。季節外れのほやですが、新鮮なのでものすごくものすごく美味かった。臭みなんて一切なし。
ほやって食べた後も口にその旨味が残りますよね、その状態で日本酒を飲むとアラ不思議!お酒が甘~く感じられて、より美味しくなりました。ほやと日本酒って最高の組み合わせだ。
はぁ満足した。大ばんさんのおかげで仙台の夜を満喫できた。HPで調べたら『朝市 大黒』さんと同じグループなんですね。仙台の夜はあの雑居ビルだけで十分楽しめるかもしれない。
20:40。まだまだ宵の口だけど、おじさんとおばさんなので、2軒ではしご酒は打ち切り。宿へ向かいます。
せっかくなので仙台駅の『牛たん通りすし通り』を冷やかして帰ることにしました。
おぉここが人気の立ち食い鮨「仙令鮨」か。ちょっとつまんで行きたい気もするが自重。
この日はずんだ茶寮のずんだシェイクで〆ました。
三色餅にせり鍋、刺身に生牡蠣にほやに日本酒と仙台のうまいもんをたっぷり堪能できました。本当に仙台大好きだ。
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