今回は泉区にある境川遊水地で探鳥してきました。本当に鳥が色んなところに連れてってくれます。もしバードウォッチングを始めていなければ、きっと訪れることも無かった場所。眺めの良い美しく大きなビオトープ、本当に良いところでした。
目的地への道中で昼ごはんを確保しておくことを学びました。今まで何度昼めし難民になったことでしょう。今回はローソンにて。
『境川遊水地公園』到着。新横浜公園と同じ水害から暮らしを守る遊水地です。規模の大きさに驚かされました。そしてビオトープの整備の素晴らしさに感服しました。いきもの達が幸せに安全にのびのびと棲める場所が用意されていました。そして私たちは用意された遊歩道から彼らの生活を観察できると。
駐車場は5か所。いずれも(たぶん)無料。嬉しいですね~。一番南側の野球場脇の駐車場に停めて探鳥を開始。
ウグイス
オオジュリン
最初のビオトープは最も小規模なモノですが、池には葦が茂りなかなか探し甲斐のあるロケーション。
それはそれは気持ちよさそうにさえずっていたウグイスを撮っていたら、オオジュリンも同じ木に飛来。タシギは残念ながら見かけず。
コサギ
バン
いったん境川を南下して橋を渡り、川沿いを上流方面へ。再び橋を渡ると情報センターがあります。こういう施設大好きです。境川流域の地質や化石、水槽のメダカやヨシノボリ、ナマズなどを見学。
情報センターを出て真ん中のビオトープに差し掛かったところに藤棚があり、咲き始めの藤が綺麗だったので、ここでお昼にしました。眼前のビオトープではツバメが忙しく飛び回り、岸辺でバンも昼ご飯タイムでした。そうそう姿こそ見せませんでしたが、キジの鳴き声が何度も聞こえてきました。本当にこのビオトープは上手く機能していますね。
カワラヒワ
ホオジロ
ナナホシテントウ
真ん中のビオトープから鷺舞橋を渡り、境川上流方面を歩いて道路を横切ると、3つ目のビオトープが現れました。
ハシビロガモ♀
身を隠す葦原は一番少ないんですが、ハシビロガモ、カルガモ、コガモ、カワウ、ダイサギといった水鳥を一番多く観察できました。鳥にも事情や好みがあるんでしょうね。
いよいよ歩き疲れてヘトヘトになりましたが、駐車場は最北端のこのビオトープから最も遠い最南端にあります。頑張れ。
コガモ♀
モズ
境川を下流方面に歩いて駐車場を目指す道中で、大好きなモズに出会えました。驚いたことに、つがいのモズが協力して挑みかかり、何倍も身体の大きいカラスを追い払っていました。巣が近いんでしょうね、卵やヒナを守る親はとても勇ましい。
境川遊水地をぐるりと3時間半ほどかけて探鳥しました。このくらいでへこたれるようでは鍛え方が足りませんが、ヘトヘトになりました。疲れ果てた妻は帰りの車で熟睡しておりました。そして家に帰って風呂に入ると顔がヒリヒリ。鏡に顔を映すと真っ赤になってました。
~ 観察記録 ~
ウグイス、ツバメ、カワラヒワ、トビ、カワセミ、カルガモ、マガモ、コガモ、カイツブリ、オオバン、バン、カワラバト、モズ、スズメ、キジバト、ムクドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、カワウ、コサギ、ヒヨドリ、キジ、ホオジロ、ハシボソガラス、アオサギ、アオジ、ハシビロガモ、ヨシガモ、イソシギ、ダイサギ、ヒバリ、シジュウカラ、ツグミ、オオジュリン、イワツバメ
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