
【前編】からの続き
北海道2日目。前夜に買っておいたおにぎりとパンを食べて、通勤ラッシュ真っ只中の札幌駅へ。
函館本線に揺られること50分弱、小樽に到着。
小雨と北風の小樽。気温は13度表示。寒い。初夏の北海道舐めてた。
駅を降りてすぐ左手に有名な『小樽三角市場』。え?こんなに小規模なの?と思いきや...
中に入ると鮮魚店や海産物店が軒を連ねる活気溢れる市場でした。イートインで食べさせてくれるお店もあって次々と観光客が吸い込まれていきました。
三角市場を冷やかした後は駅前の『エキモルタオ』へ。有名店のLeTAOが朝9時から開店してくれているのはありがたい。
ひとしきり店内でお土産を物色してから温かい飲み物とケーキをいただきました。美味しかったし暖まった。
さて小樽名物の運河を目指す前にさすがに夏装備では凍える寒さだったので、駅前のドン・キホーテと長崎屋で寒さ対策の分厚いロンTやらスカーフやらを調達。あのロンT、二度と着ないだろうけどこの日だけは有難かった。
そうか、ここがかの有名な倉庫街と運河か。思っていたよりもだいぶ小規模なのね。
小樽の象徴たる倉庫街と運河をさっくり見終えたら、運河からほど近い『小樽出抜小路』へ。
伊勢のおかげ横丁を小規模にした感じ。
出抜小路中心には「うだつ小僧」の像。丁稚奉公から立身出世を果たしうだつを上げまくるシンボルとのこと。

出抜小路から『小樽堺町通り商店街』へ。ここが小樽観光の中心となる場所でしょう。魅力的なショップが軒を連ねます。
有名菓子店の『柳月』や

『六花亭』
『ルタオ』などが集まっていまして、土産物を求める観光客でどこのお店も活況を呈しておりました。特にルタオは界隈を牛耳っておりまして小樽だけで7店舗もありました。
朝一番で駅前のルタオでケーキをいただきましたが、食後のスイーツも『フロマージュデニッシュ デニルタオ』でアップルパイと生クリームたっぷりのフロマージュデニッシュをいただいてしまいました。恐るべしルタオの観光客包囲網。
店内の明りは最低限の間接照明と石油ランプだけの仄暗い空間。非常に幻想的。

海鮮3種丼とカニ雑炊。想像通りのお味で特別なものではありませんでしたが、ここで過ごしたひとときは得難い体験で非常に満足のいくランチとなりました。
南小樽駅まで歩いて函館本線に乗り札幌へ。
札幌に戻ると天気も回復しておりました。

駅周辺でしばし土産物店巡り。ユニクロの北海道限定アイテムがなかなかキャッチ―で良いんですけど、お土産というよりも自分で楽しく着たり使ったりする用かなぁ。『キュンちゃん』のエコバッグを職場のマネージャーのお土産にしちゃったけど。
18時過ぎにテレビ塔で仕事終わりの息子と合流。連日ではありますが「お寿司が食べたい」という息子のリクエストに応えて『町のすし家 四季花まる 時計台店』へ。先ずはサッポロクラシックで乾杯!
高級すしネタの盛り合わせに舌鼓。
前夜の「なごやか亭」は回る寿司だし、この日も回る寿司に近い庶民的な寿司店だけど美味しいわ本当に。連夜の北海道寿司に万歳!
さらに出色だったのが「ほっけの開き」!ぷっくり身厚で脂乗りも良好、鮮度抜群でいただくほっけは関東のそれとはまったくの別物でありました。ああ、またコレ食べたいなぁ。
20時過ぎの大通駅。「身体に気をつけてね」と手を振って別れた息子の遠ざかっていく背中を見てたら、胸がキュ〜っとなりました。今度会えるのは横浜かな?札幌かな?いつ会えるかな。やっぱり子供はいくつになっても心配な存在なんだな。
せっかくなので札幌発祥の締めパフェをいただこうかと思いましたが、狙いをつけていたお店はすでに閉店していました。締めの時間にはまだ早いんですけど~
締めパフェはあっさり諦めて『JRタワー展望室 タワー・スリーエイト』へ。
大都会の札幌の夜景。綺麗な夜景だけど心によぎるのは息子の行く末。拠り所だった彼女と別れても心健やかに達者に暮らして欲しい。
セイコーマートでサッポロクラシックとカットメロンを買って宿に戻り北海道2日目を終えました。息子と会って嬉しいはずなのに寂しさの方が上回ってしまった夜なのでした。子離れしなきゃね
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