休日。ここのところ出不精になっていましたが、春の陽気に誘われて舞岡公園へ探鳥に出かけました。
~ 観察記録 ~
ウグイス、ガビチョウ、シジュウカラ、ヒヨドリ、コジュケイ、キジバト、シメ、コゲラ、アオゲラ、ムクドリ、カワセミ、ハシボソガラス、カルガモ、アオジ、メジロ、ヤマガラ
10時過ぎに現着。いつもは通らない「ばらの丸の丘」を通って園内を目指してみましたところ、園路脇の木に少し大きな鳥影。
コジュケイ
おっと樹上にキジバトかと思いきやコジュケイがいました。いつもは「チョットコイ チョットコイ」の賑やかな鳴き声は聴こえど、藪に隠れてその姿をなかなか見せてくれないので自分としては非常にレアです。地面以外にもいるんですね、コジュケイ。
桜が咲く広場の林から非常に地味だけれど聴きなれない鳴き声。我慢比べのようにその方向を動きがあるまで注視。しばらくすると木から木へと移動する鳥影、双眼鏡で確認するとどうやらシメのようです。イカルかなと思いましたが、くちばしが鉛色なのでシメと識別しました。数年前にちらっと見かけて以来、2度目の観察です。
コゲラ
ギィ~ギィ~と鳴きながら飛んできたコゲラに注目していたら、枯れ木に空けた穴へ。しばらく見てたらひょこんと顔を出してくれました。可愛い。はやくも巣作りを始めたのかな?コゲラのヒナ、可愛いだろうなぁ。
東門から園内に入って「大原おき池」から口笛のような高く澄んだ鳥の鳴き声。
カワセミ
さえずっていたのはカワセミでした。このあともう一羽のカワセミと小競り合いしてました。可愛いけれど気が強い。
ヤマブキ
シャガ
ハナイカダ
ヤマブキやニオイスミレの咲く「小谷戸の里」へ。古民家裏はシャガが咲き、ハナイカダやもうすっかり大きくなったフクジュソウなども観察できます。野草好きには嬉しいスポットかもしれません。
古民家から炭焼小屋へと向かうと
コジュケイ
コジュケイ
裏山のふもとに2羽のコジュケイがいました。この2羽以外にも至近に複数のコジュケイがいるようで、さかんに鳴き交わしていました。コジュケイは1920年ごろに狩猟目的で放鳥された外来種とのこと。
宮田池と向かい合ったさくらなみ池に立ち寄るとメスのカワセミ。舞岡公園内では思わぬ場所にひょこんとカワセミがいたりします。きれいな色だけど案外、周囲に溶け込んで目立たないんですよね。
キブシ
田んぼを抜けて、以前アサギマダラと出会った尾根筋も散策します。坂を登ったら薄手のウインドブレーカーも要らないくらい体温が上がりました。
尾根筋を下りヤマシギやアリスイが観察できるかもと湿地をくまなく双眼鏡で探鳥。奥の奥の方で2羽のうごめく野鳥の気配、双眼鏡でじぃ~~~~っと注視していたらコジュケイでした。この日は本当にコジュケイをよく見かけました、もう自分の中で「レア鳥」という冠が外れました。
駐車場に向かう林で大音量で気持ち良さそうにさえずるガビチョウを観察して、この日の探鳥の締めくくり。
観察できた野鳥の種類は少なかったけれど、コジュケイにシメ、巣穴から顔を出すコゲラなど自分としては印象に残る場面に出会えて大満足しながら帰途へ。
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