2022-11-11

【木曜小旅行】弘法山公園・吾妻山コース

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休日、晴天。早朝に起きて高尾山で紅葉狩り!とも思いましたが、日の出前はライトが要るし昼食時や下山時の喧騒を想像すると萎えまして次善プランに。


訪れたのは小田急「秦野駅」~「鶴巻温泉駅」の低山を縦走するハイキングコース「弘法山公園・吾妻山コース」です。前日にハイキングがご趣味というお客様からオススメされたコースです。お客様がおっしゃった「山っていうより丘だけどね。帰りに温泉入れるし良いんじゃないの」という言葉が決定打となりました。

町田駅
8:20

秦野へは町田回りで。かつて通学路だった横浜線から小田急線への通路、利用客の多さにびっくりしました。まるで品川。1限に向かう時ってこんなに混んでなかった気がするんだけど...。通勤通学の皆様、朝から本当にお疲れ様です。

秦野駅
9:00

秦野駅着。下り方面も東海大学前まではかなり混雑しました。

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秦野駅は初めて降り立ちましたが、駅から丹沢の美しい山々が見えて良いところですね。駅でちょっとした軽食を調達して、いよいよハイキングスタート。

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秦野市観光協会がシェアしてくれたマップ通りに水無川沿いを東へ。

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河原町を左折して金目川を渡ると

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9:30

こんもりとした山の裾野にある「弘法山公園入口」が見えてきました。

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標識に従って小川と畑の間の小道を歩いていくと

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いよいよ登坂の始まりです。

よく整備されていますが、のっけから浅間山山頂まで一気に標高を上げる急登です。予め標高グラフで確認済み、覚悟して登り始めます。

この「弘法山公園・吾妻山コース」は秦野 ⇔ 鶴巻温泉のハイキングコース。もちろんスタート地点は秦野駅からでも鶴巻温泉からでも楽しむことが出来ますが、朝の元気なうちに一気に登ってしまおうという作戦です。

浅間山山頂
9:53

20分ほどで最初にして最難関の急登(オーバー)をクリアし、浅間山山頂。木々が太陽光を遮ってくれますし、朝一番だからまだ気力体力に満ちていますので楽しく登れました。

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天気も眺望も素晴らしく非常に清々しい。富士山がクリアに見えると疲労感が吹き飛んで気分が上がりますね。

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そうそうこの日は奥湯河原での汗冷え体験を機にぼちぼちと買い揃えたウェアでハイキングに臨みました。モンベル・ジオラインL.W.を上下のドライレイヤーに、ウイックロンのロンTとノースフェイス・アルパインライトパンツ。リュックにはパタゴニアのフーディニとモンベルのシャミースベストを忍ばせてきました。

急登で背中は大汗。前回の綿のグッショリ感に較べれば、段違いに快適だけれどもリュックを下ろすとやはり背中はひんやり。ジオラインとアルパインライトパンツの下半身は汗の存在すら感じさせないくらい快適。前回はパンツもGパンもグッショリでしたから散財も無駄にはならなかったな。

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浅間山から権現山へ向かう道中、落ち葉の絨毯と木々のトンネルが美しい。リュックを前に担いで背中の汗を乾かしながら歩を進めます。

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10:00

可愛らしい切り株のトイレがありました。このコースには清潔なトイレが各所に設置されていて頻尿の私はとても安心でありました。ただトイレチップ50円なので、トイレが近い方は小銭を用意して来ると良いかもしれません。

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コース確認をして車道を渡り権現山山頂に至る階段を登ります。最初の急登と勾配は同じくらいですが、距離は半分くらい余裕余裕。

権現山山頂
10:15

権現山山頂に到着。立派な展望台だ。

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関東の富士見百景」にも選定されている眺望。展望台から360°の大パノラマが楽しめます。

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ポカポカとした快適な気温に涼やかな風、見晴らしも最高ってことで駅で買っておいた軽食を食べつつ小休止。ハイキングは楽しいなぁ。

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権現山山頂には野鳥を観察できる施設がありました。のぞき穴からは水場にとまり木が見えますが、そう上手いこと小鳥は水浴びには来てくれませんでした。そういや野鳥撮影用の重たいカメラとレンズセットはこの日一度もリュックから出さなかったな。バードウォッチングとハイキングの両立は難しい。ハイキングの時は双眼鏡だけにしてバーナーとか食材をリュックに詰めた方が幸せになれるかも。

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30分ほど休憩して弘法山山頂へ向かいます。鶴巻温泉駅まで4.7km、まだ半分も歩いてないな。

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石段を下って行くと馬場道という歩きやすい平たい道に出ます。沿道で缶ビール片手に休憩するハイカーさん達が賑やかで楽しそう。

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10:55

自宅から持ってきた水500mlを飲みきってしまう頃に自販機があって助かった。こまめな水分補給と大汗かいたら塩飴舐めるっていう感じで歩いてきましたが、半日ハイキングだと500mlじゃ足りないな。今回は自販機があったけど、補給できないフィールドもあるだろうし反省材料。

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弘法山山頂
11:11

弘法山山頂到着。

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昔話と伝説 | 秦野市役所

弘法大師ゆかりの地が秦野にあったんですね。色々な場所に出掛けると知見が広くなるなぁ。

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ハイキングコースは弘法山山頂からグッと左に折れます。

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直進
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直進
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ここ引っ掛け右曲がると遠回り

道を間違えないように標識をしっかり確認しながら、アップダウンや分岐を経ながら歩いていきます。

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急に下界の俗っぽい看板が目に入ってきました。ハイキングコースがそろそろ終わるという知らせでもありますね。

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12:15

縦走最後の頂き、吾妻山山頂に到着。

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吾妻山山頂

平塚の田園地帯越しに江ノ島が見えました。縦走した4座とも低山ですが山頂はそれぞれに個性があり、また眺望も異なり楽しめました。

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12:30

吾妻山山頂で15分ほど休憩してからゴール地点の鶴巻温泉へ向けて再出発。

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「右 下ル鶴巻温泉ニ至ル」の石碑。分岐には細心の注意を払います。

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最後の最後はかなりのアスレチックコース。下山は膝に来るわ~、この醜く太った身体が憎い。

鶴巻温泉駅方面からやってくるハイカーと何組もすれ違いましたが、秦野駅方面からの方が難易度は格段に低いですね。鶴巻温泉方面からは剥き出しの斜面を登る部分がかなりありましたから。下るのも大変なのにあの坂を登るのはしんどいわ、秦野からにしておいて本当よかった。

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12:41

下山。住宅に挟まれた細い道がハイキングコースに入る正規ルート。鶴巻温泉側は難易度高めだ。

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東名高速をくぐって

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陣屋さんにぶつかったら右折。

弘法の里湯
12:50

出掛ける時は下山したら入浴しようと思っていた「弘法の里湯」。ここでもお昼が食べられるようなんですが、妻と歩きながら話していたら「下山したら小田原で海鮮食べよう」って流れになり素通り。

鶴巻温泉駅
12:55
鶴巻温泉駅着。秦野駅を出発して約4時間。歩行時間は3時間くらいだったかな。心地よい疲労感。ウェアを綿から化繊に変えたことで汗冷え問題もかなり改善しました。

小田急線下り

小田急に乗って小田原を目指します。海老名あたりから先の小田急線は車窓からの景色が旅情を帯びてきてイイですな。

小田原小田原 
海舟海舟

13時半に小田原に到着してラスカ小田原の海鮮料理のお店で食べるつもりが、長蛇の列でして駅前に繰り出し昼飯を探して20分ほど放浪。とある海鮮料理店でお昼。美味しかったけどちと高かった。ま、そういうこともある。

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一杯飲んだら急にしんどくなってこだまに乗ってしまった。ハイキングの度にこんな贅沢してたらアカンぞ。

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帰宅。今日はよく歩いたなぁと腰掛けたら、立ち上がるのが億劫なくらい腰がだる~くなってきた。ハイキング後の腰痛は運動不足と筋力不足による悪姿勢が原因だって。

でしょうね。


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