4/1から晴れて社会人となる長女のお祝いを兼ねて、久しぶりの家族旅行。一泊しかできないので箱根・湯河原。熱海といった近場でと思いましたが、もしかしたら満開の桃の花を見られるかもと、少し足を伸ばして隣県の山梨県を訪れました。
中央高速の勝沼から一宮御坂あたり、桃の花が満開ならばまさに桃源郷だったでしょうけれど、残念ながら2分～3分咲きでした。
ハンドルを握る息子の緊張した横顔（免許取りたて）と甲府盆地の景色を楽しみつつ、さらに中央高速を進み須玉から清里の萌木の村へ。
かつてはペンションやタレントショップなどが建ち並び、手に届く高原リゾート地としてブームとなった清里ですが、今や見る影もなく衰退。往時を知る私たち世代としては寂しい気持ちにもなりますが、萌木の村は着々と成長を続け、平日にもかかわらず絶え間なく観光客が訪れていました。
萌木の村はやはり原点でありシンボルでもある『ROCK』が牽引しているんでしょうね。ちょうどお昼時だったので、待機列ができるくらいの盛況ぶりでした。いくら並んでもお昼はここで食べると決めてました。
ビーフカレー。びっくりするほど大量に盛られた新鮮野菜が先ずはご馳走！そしてカレーは牛肉が煮込まれ過ぎてもはや繊維レベルとなっておりまして、飲める牛肉。まぁ絶品ですわ。ボリュームもすごいので満足度はすこぶる高いです。
「清里来たら絶対ここで食べろよ」と教えてくれた北杜市でスーパーを営む同級生に感謝。今回は子供達も連れてきた。大満足してたよ、ありがとう。あ、店に寄れなくてごめん。
クロッカス
キバナセツブンソウ
腹ごなしに雄大な八ヶ岳を望みつつ、萌木の村をゆったりと散策。いたるところでクリスマスローズやクロッカス、キバナセツブンソウ（現地ではフクジュソウだと思ってた）など、可愛い花がたくさん咲いていました。またそこかしこに鳥の巣箱が設置されていて、写真のこの場所でアトリを初めて観察することが出来ました。
清里から長女の運転で宿泊地となる石和温泉の『ホテルふじ』へ。大浴場が広いのとバイキングが評判良いのと卓球台があるということで、楽天トラベル経由でバイキングプランを予約しました。
ROCKのカレーが全然消化できていなかったので、夕飯の時間まで妻と周辺散策。宿からすぐの「さくら温泉通り」には満開の桜。これは見事でした。
お楽しみのバイキングは、思っていた以上にユニークでそれでいて美味しかったです。私を除く家族たちは制限時間いっぱい（2時間）嬉しそうに食べ続けていました。そんな光景を眺めつつ、あっという間に満腹になった私は「甲斐の開運」を冷やでグビリグビリといただいておりました。
食後にみんなでライトアップされた夜桜見物をして大浴場でゆったり湯に浸かったら、もう瞼が...。お父ちゃんが眠りに落ちた後も子供達は温泉にダーツにカラオケと温泉宿ライフを遅くまで満喫していたそうです。安プランだったけど、喜んでくれてよかった。そして桃の花には早かったけれど、桜の花には完璧なタイミングで良き家族の思い出が作れてラッキーでした。
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