4年ぶりに催した我が商店街のビッグイベント「おおぐち納涼夜店」が無事に終了。執行部としてイベント全体の準備・運営・撤収、出店担当として準備・運営・撤収と過酷な数日間でした。
気力体力をごっそり持っていかれた状態で迎えた休日。日が暮れると秋の虫の音も聴こえるようになりましたが、日中はまだまだ災害級・殺人級の酷暑が続いています。涼と気晴らしと美味しいモノを求めて三浦半島を訪れました。
先ず向かった先は観音崎にある横須賀美術館。ロケーションも美術館自体も美しいお気に入りの場所です。何より涼しいですしね。
この日は絵本作家である荒井良二氏の『new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった』という展覧会が催されていました。
大好きな谷内六郎氏の作品を鑑賞するだけでも良かったのですが、せっかく横須賀まで来たので全く存じ上げない荒井良二氏の展覧会も鑑賞させていただくことに。
テーマごとに展示室が3つに分かれていまして、最初の展示室では荒井氏の本業である絵本作家としての仕事ぶりがたっぷり展示されていました。全体を通してですが、展示方法が型破りでユニーク。手作り感に溢れていて楽しいうえに親近感が湧いてきます。
2つ目の展示室、芸術家「荒井良二」のポテンシャルを遺憾なく堪能できる圧倒的ボリュームの展示室でありました。この展示室をじっくり楽しもうと思ったら、丸々一日かかってしまうでしょう。ましてや展示されているすべてが撮影可能なので、撮影にこだわりだしたら....
3つ目の展示室。(幸福にむかって)逃げるこどもというテーマ。楽しくて可愛い作品群である反面、どこか孤独でもの悲しさも伝わってくる不思議な空間でした。
何の前知識もなく鑑賞させてもらいましたが、とても楽しめました。デザイン科に通う次女にこそ見せてあげたい作品ばかりだったので、先週連れてきてあげればよかったなぁと後悔。
常設展示の作品と谷内六郎氏の可愛い作品も堪能してから美術館を後にしました。
そして久しぶりに江奈漁港にある「地魚料理 松輪」でお昼。ようやく長女にもこちらの美味しい定食を食べさせてあげることが出来ました。地魚の刺身、焼魚にアジフライに茶碗蒸しにひじき.....どれも本当に美味しい。長女、ご満悦でした。連れてきた甲斐があったってもんです。
江奈湾の干潟でバードウォッチングもしないとね。アオサギにコサギ、コチドリにイソシギといった面々が干潟で活動しておりました。ひそかに楽しみにしていたチゴガニですが、見つけられませんでした。残念。
8月が終わりましたがまだ続く、長くて過酷で異常な暑さ。これが日本の気候として当たり前になっていくんでしょうね。歳を重ねるごとに夏が嫌いになっていきますわ。
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