県境を越えるべからず。承知はしておりますが、観察小屋があると雨の日でも探鳥が出来ると...申し訳ありません東京港野鳥公園に行ってまいりました。
ニイニイゼミ
東京港野鳥公園を訪れるのは実に5年ぶり。5年前はまだバードウォッチングに興味もなく、カワセミが見られただけで大喜びしてましたっけ。
サワガニ
ムクゲ
セイタカシギ
ネイチャーセンターなる素晴らしい施設が園内に出来ておりました。地上3階、地下1階。日本野鳥の会のレンジャーさんが常駐する2階は、眼前に広がる潮入りの池をガラス越しに観察することが出来ます。雨の日、暑い日、寒い日、ここなら快適だし、何より日本野鳥の会の方が常駐という贅沢!
観察ロビーに着くなり初めて見る鳥、セイタカシギを観察できました。レンジャーさんと常連のバーダーさんの会話を伺っていると、どうやら園内で繁殖してヒナもいるらしい。見たいなぁ、可愛いだろうなぁ。
これは綿で作ってあるのでしょうか?ものすごく可愛い展示でキュンとしました。コチドリやコアジサシのヒナってめっちゃくちゃ可愛いんだよねぇ。
地下1階にはがた潟ウォークという、干潟の上を歩ける遊歩道があります。
アシハラガニ
アシハラガニ
クロベンケイガニ
チゴガニ
そこにはカニたちの楽園が広がっておりました。本当に目の前でカニたちの暮らしぶりを観察することが出来ます。小学生とか遠足で来たら喜ぶだろうなぁ。ただ探している子がなかなか見つかりませんで、妻と二人でかなり真剣に干潟をキョロキョロ。
トビハゼ
いた!いました!はぜどん。トビハゼです。何ともユーモラスで親しみを覚えるフォルム。移動するときに、前びれをグルグル動かす様がすばらしく可愛いです。
トビハゼ
よーく探すと、ネイチャーセンター側の干潟にも何匹かいました。小さいし、色目も泥にまぎれるし、泥水に潜ったりするのでなかなか見つけられませんね。それにしても愛嬌があるなぁ。
カワウ
チュウシャクシギ
潮入りの池にチュウシャクシギがたくさんいました。日本は旅鳥の彼らにとって中継地で、休息と栄養を付けたら本来の目的地へと飛んでいきます。GW前あたりが春の渡りのピークだと思うのですが、まだこの時期にも残っている個体がいるんですね。
ササゴイ
前浜干潟観察デッキでササゴイを初観察。観察小屋の窓から覗いていたんですが、警戒されてすぐに飛び去ってしまいました。
ツバメ幼鳥
カナブン
アカミミガメ
楽しかったなぁ。ここが神奈川県だったら年間パスポートを絶対買うんだけどなぁ。そうそう、東京都に4回目の緊急事態宣言が発出されますね。この東京港野鳥公園もまた臨時休園になってしまうのだろうか。
~ 観察記録 ~
ムクドリ、スズメ、アオサギ、チュウシャクシギ、カワウ、カルガモ、ツバメ、コチドリ、ハクセキレイ、イソシギ、セイタカシギ、ハシボソガラス、カイツブリ、ササゴイ、ダイサギ、ヒヨドリ、ウミネコ
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