旅2日目。朝5時に大浴場、朝7時にバイキングと順調に温泉宿生活をこなしてから観光へ。残念ながらこの日もどん曇り、山には濃いガスがかかっていますが、先ずは鬼怒川名物の『鬼怒楯岩大吊橋』。
よく揺れて愉快。眺めも素晴らしい。
気分を良くしたところで、「今日こそは」と昨日見ることが叶わなかった華厳ノ滝へ。有料道路やいろは坂を経て中禅寺湖畔に辿り着くも、昨日よりも濃い霧が一帯を覆っておりました。午後には霧が一掃されることを祈って、中禅寺湖北側を走って『湯滝』へ。
100m近い落差のダイナミックな華厳ノ滝も素晴らしいですが、湯滝の末広がりに白い流れが滑らかに落ちていく様もこれまた素晴らしい。
湯滝から一周30分ほどの遊歩道が整備されていましたので、途中にある『小滝』見物がてら散策開始。肌寒いくらいの森林、木々の香りと澄んだ空気を楽しみながら木道を歩き始めると....大粒の雨。
湯滝から20分ほど木道を歩くと『小滝』に到着。小さいけれど深い森に突然現れる瀑布には目を惹かれますね。霧がかかろうと雨に降られようと諦めなければ、思い出に残る景色に出会えるのです。
続いては『龍頭ノ滝』へ。茶屋から二又に分かれた美しい滝が一望できました。
クルマを停めさせてくれた茶屋にも貢献しなくてはいけませんので、滝を愛でながら煎茶とあんころ餅で一息。夏の滝めぐりは本当に涼やかで楽しいです。
満を持してと言いますか、縋る思いで華厳ノ滝を再訪。3度目の正直で霧が晴れているかと思いきや、2度あることは3度あるってことでさらに霧は濃くなり雨も強くなってきました。おぉ神よ。
昨日に引き続き、雨天予備コースにうってつけな『栃木県立日光自然博物館』へ。案の定、観光バスも次々と到着し、たくさんの小学生たちと一緒に博物館で知識を深めさせていただきました。天気が良ければ、華厳ノ滝を見てから戦場ヶ原を散策してって王道を体験できたのに子供達も気の毒です。もちろん私たちも気の毒です。よっぽど日頃の行いが悪いのでしょう。
華厳ノ滝を妻に見せてあげるというこの旅最大の目的は泣く泣く断念。気分を入れ替えて、下今市駅近くの『道の駅 日光 日光街道ニコニコ本陣』でお土産を物色。道の駅の駐車場利用のクルマが長い列を作っておりましたので、手前の臨時駐車場に駐車。
こちらの道の駅で宿から頂いた「地域限定クーポン(県民割:一家族一旅行)」を大いに活用させていただきました。ありがとうございました。宿泊代に加えてお土産代までたくさん補助していただいて本当に助かりました。
地獄絵図のチェックインタイム前に宿へ戻り、系列店の温泉施設などを利用できる通行手形を手に川を挟んだ向かい側にある『鬼怒川御苑』へ。
鬼怒川観光ホテルから鬼怒川御苑へはふれあい橋を渡ってすぐ。徒歩5分くらいでしょうか。
通行手形を見せるとバスタオルと浴用タオルを貸与してくれます。ラベンダー露天風呂や大浴場で汗を流したら、ラウンジで子供達から美味しいと評判のソフトクリームをいただきました。もちろん無料です。
ちなみに私たちが宿泊した鬼怒川観光ホテルにも無料ラウンジがありまして、なんと生ビールやハイボールなどのアルコールまで無料提供されております。食事時のアルコールこそ利益の源と思いますが、泊まってもらわないことには始まらないということでしょうか。
ただ酒飲み放題ということで治安崩壊とまでは言いませんが、色々な人がいますのでカオスな空間になりがちな印象でした。よく冷えた生ビールを一杯だけいただいて部屋に戻りました。
この宿のバイキング必勝法(ライブキッチンと刺身コーナーとハーゲンダッツコーナーを制する)を会得したわれら家族、バイキング会場の主ですわ、さながら。食事と温泉を大いに楽しんだ後は部屋でワイワイと。飲みすぎ父はこの夜も早々に就寝。
楽しかった家族旅行も最終日。最終日も小雨ぱらつく天気で山にも霧が立ち込めていました。雨のハワイに較べれば雨の日光など結構なもんてなわけで『日光田母沢御用邸記念公園』へ。
避暑に訪れる御用邸だけあって、開放的な邸内は肌寒いくらい。途中途中にいらっしゃるガイドの方々も親切で、ひとつ伺えば何倍もの知識を与えてくださいました。特に三種の神器のお話しは興味深かったです。庭に出るとオオルリが気持ち良さそうにさえずっていました。良いところだなぁ。
田母沢御用邸からすぐのところにある『金谷ホテルベーカリー』にも立ち寄ってみました。パン好きな妻や娘たちは大興奮で、「えっ⁉」ってくらいの量を買い込んでクルマに戻ってきました。よきかなよきかな。
土曜ということで午前中に栃木を後にして、道が混みあう前に横浜へ。この旅最後の食事は佐野SAで佐野ラーメン。
結局、旅を通して天気には恵まれませんで、妻に華厳ノ滝を見せてあげることは出来ませんでしたが、家族みんなで楽しく旅が出来ただけで大成功の大満足なわけです。無事に帰ってくることも出来たし、お安く旅を楽しめたしね。
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