暑い暑い休日。夏休みの子供達を誘ってみたけれど、それぞれに予定があるということで、涼とサンコウチョウを求めて妻と八王子城跡へ。
林道に足を踏み入れるとある一点に向けて砲列がずらり。20門以上は並んでいたでしょうか。気持ちはよく分かりますし、彼らの生息域に足を踏み入れて「あわよくば覗き見して盗撮しちゃおう」という心根の私が他人様に偉そうなことは決して言えません。ただ人間でもかなりの「圧」をこの集団から感じるくらいですから、子育てで神経質になっている野鳥にとっては...せめて私は巣を探さず、集団に加わらず。
さて木陰を選びながら探鳥を開始。太陽光線を遮ってくれる木々に感謝。ただこの日、ところどころで城山川の支流が涸れていました。そういや空梅雨だったしなぁ、湧水も少ないのかも知れませんね。
御主殿の滝もこんな様子。
11時現着と探鳥目的としては遅い行動開始だったこともあり、気温はうなぎのぼり。野鳥たちも日中の暑さを嫌って休息しているようで、野鳥の姿も声もほとんどありませんでした。
曳橋を通って御主殿跡、少し城山川を遡ってじっくりと探鳥しましたが、メジロやキビタキ幼鳥、コサメビタキがぱらぱら。元気なのはヒヨドリくらい。ま、涼しく森林を散策できただけでもご馳走です。
道の駅に行ってお昼ご飯を食べようと駐車場に戻る道すがら、曳橋と御主殿の滝との分岐点に差し掛かったところで
ホイホイホイ♪
の声。近い。
いました、いました。サンコウチョウ!いつもより近くで、いつもよりも長く、可愛い姿と声を堪能させてくれました。
同行した妻もじっくりとサンコウチョウを観察できて「可愛い!可愛い!」と、枝から枝へとひらひらと飛び回るサンコウチョウを嬉しそうに双眼鏡で追いかけていました。
愛嬌たっぷりのサンコウチョウ、きっと今シーズンは見納め。最後の最後に近くで観察出来て本当に良かった。来て良かった。来年またここで会えますように。
愛嬌たっぷりのサンコウチョウ、きっと今シーズンは見納め。最後の最後に近くで観察出来て本当に良かった。来て良かった。来年またここで会えますように。
~ 観察記録 ~
ヒヨドリ、ウグイス、オオルリ、キビタキ幼鳥、コサメビタキ、メジロ、サンコウチョウ、イカル
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