休日、今にも降り出しそうな曇天。富士山のマイカー規制も始まりましたので、今週は近場の森林公園で探鳥。
東入口の駐車場にクルマを停め、時計回りに公園散策を開始。
少し進むと、まるで原生林にように鬱蒼とした木々に取り囲まれ、深い森に迷い込んだような気分になれます。言っても遊歩道がしっかり整備されていますので、快適に散策できますけどね。
ヒメオウギズイセン
ハナイカダ
森の中の散策は涼しくて快適。森の奥からキビタキの鳴き声、遊歩道の脇にはツユクサやヤブラン、ミズヒキなどが花を咲かせ耳も目も楽しませてくれます。のんびりと自然観察するのは本当に楽しい。
アオゲラ
アオゲラ
双眼鏡でキビタキを探していると、近くでコンコンコンコンとドラミングの音。15mほど先の目の高さの枝でアオゲラを発見。真っ赤な頭とつぶらな瞳を間近で観察出来ました。
まるで原生林のようで、森林はしっかりと人の手が入って管理されています。ただ「ナラ枯れ」という樹木の伝染病が園内全域で広がっているようで、そこかしこで対策が取られていました。収まると良いですね。
公園南側のログハウスで休憩。自販機のセブンティーンアイスに舌鼓。
南入口で折り返し、公園中央部の「水鳥の池」「わきみずの谷」へと向かいます。
水鳥の池。冬場であれば多くのカモが観察できそうな立派な池でした。留鳥のカワセミやゴイサギの姿をしばし探しました。
ヒキガエル
水鳥の池から木道を上って野鳥観察小屋へ。野鳥には出会いませんでしたが、小さなカエルに出会いました。ヒキガエルの幼体かな?水場からだいぶ離れた丘陵部におりました。
カワセミ
カワセミ
カワセミ
一度、水鳥の池に戻り「クヌギ・コナラ観察林」を抜けわきみずの谷へ。水鳥の池の最奥部でカワセミを発見。しっかり小魚を捕えておりました。さすが、可愛いだけじゃない。
キツリフネ
道中、野鳥観察ウォールが設けられていました。じっくり腰を据えて待てば、色々な野鳥が観察できると思います。
イナゴ
ここから滾々と水が湧き出ておりました。それもなかなかの水量。往時は豊かな里山だったんでしょう。
ヤマユリ
シオカラトンボ
観察できた野鳥の種類こそ少なかったけれど、豊かな自然をしっかりと堪能することが出来ました。森林を抜けるとさすがに暑かったですが、アップダウンもさほどのことはなく、概ね快適に散策することが出来ました。ここも良いフィールドですね。また季節を変えて訪れたいです。
~ 観察記録 ~
ウグイス、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、キビタキ、アオゲラ、ハシブトガラス、ガビチョウ、スズメ、カワセミ、ハシボソガラス
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