
【家族旅行】初めての台湾 ~ 迪化街と九份:DAY2からの続き





早いもので台湾旅行最終日の朝となりました。
次女は九份や饒河街観光夜市で食べた美味しい胡椒餅に強く刺激を受けたようで、夜遅くマッサージからホテルに戻ってくると自動書記さながらに降りてきたイメージをメモ紙に描いたそうです。
さてハイアットの美味しい美味しい朝食ブッフェも食べ納め。前日以上に胃袋の限界ぎりぎりまでブッフェを楽しみ尽くしました。
ホテルロビーの巨大なクリスマスツリーは夜のうちに撤去されていました。12時チェックアウトってことで子供たちは部屋でゆっくりするとのことでしたが、我ら夫婦は渡世の義理を果たすためカルフール台北信義店へ向かって不足している台湾土産を調達することに。
カルフールは赤い地下鉄でひと駅先にありますが、見知らぬ土地の景色を楽しみつつ散歩がてらテクテクと。
途中でガソリンスタンドに併設されたEVバイクのバッテリーステーションを見かけました。スクーター保有率がめちゃくちゃ高い台湾ですからEVバイクの普及自体は緩やかでも、バッテリーステーションの需要はすでに高いのでしょう。実際、交換待ちのバイクが数台いました。バッテリーシェアリングは「Gogoro Global」というところが運営しているようです。
日本でも「Gachaco(ガチャコ)」というバッテリーシェアリングサービスを東京と大阪で開始しているようですね。今のところ身の回りでは郵便屋さんがEVバイクを利用しているところを見かけるくらいですけど、交換ステーションが増えれば日本でのEVバイク普及も進むかもしれませんね。すでに充電されているバッテリーをガチャンと交換するだけなので、電気自動車の出先での充電式と違ってあっという間に満充電を得られるわけですから。なかなか普及が進まない電気自動車も手動交換は無理にしても、こうしたバッテリーシェアリング的なシステムが出来れば電気自動車普及の局面が変わりそうですけどね。
カルフール台北信義店に到着。
こちらカルフール台北信義店はなんと24時間営業!
重慶店には及ばないものの、品揃えはなかなか良い。

妻が大好きなスナックコーナー。ところどころ見慣れた商品も並んでますね。エンドウ豆原料の「可楽果」が台湾スナックの定番でしょうか。色んなフレーバーが用意されていて、味を想像しながら買うのも楽しいもんです。
異国の街並みに見慣れたセブンの看板を見かけるとそこはかとない違和感がありますな。
商品什器やレイアウトなどは日本のモノと大きく違いませんが、売られている商品は目新しいものが目白押し。
ファミリーマートも台北のそこかしこにありました。
異国のスーパーと同様、異国のコンビニの商品をあれこれ見ているだけで楽しい
ファミマで茶葉入り烏龍茶とエッグロールを買って帰ってチェックアウト前にちょっとほっこり。
あ、そうそうグランドハイアット台北の周辺では横浜では見かけない黒い野鳥が群れになって飛び交っていました。最初はハッカチョウかなと思いましたが、飛翔すると見える白い模様は違うし尾も長いし見たことの無い野鳥でした。近くにいた個体をスマホで撮影してGoogleレンズで検索をかけてみるとカササギでした。台湾の都市公園でのんびりバードウォッチングでもしてみたいなぁ。(参考リンク:カラス博士の研究余話【第7回】カササギってどんな鳥 - いきもののわ / 台北バードウォッチングガイド 鳥とウォッチャーにとっての楽園 (TAIPEI Quarterly 2022 秋季号 Vol.29) | 台北観光サイト)
11時半にホテルをチェックアウト。荷物はそのままホテルに預かってもらって、「國立中正紀念堂」を観光しに赤い地下鉄で「中正紀念堂」駅へ。駅から中正祈念堂への道すがら友人にオススメされた「臻味胡椒餅」がありましたので、すかさず購入。
45元ってパッケージには書いてあるけど確か50元だった気がする。まぁそれでも230円か250円かって違いだけど。どっしり食べでがあります
胡椒餅の袋をプラプラさせながら歩を進めると、国家劇場の威容が目に飛び込んできました!で、でかい!壮大だ!圧倒されました!
祈念堂の広大な式の中には市民が憩える公園があり、普通にそこらにゴイサギが居たりしました。こんなに近くでゴイサギ見られるなんて貴重だ。日本では臆病なバンもこの池では堂々と泳いでいました。やっぱり台湾はバードウォッチング天国かも知れない。
そしていよいよ蒋介石の顕彰した祈念堂へ。国家劇場もやたら壮大でしたが、祈念堂はその何倍もスケールがでかいっ!壮大が過ぎるっ!
圧倒的じゃないかっ!見たことないけどその圧倒的な威容はピラミッド並みなんじゃないか?知らんけど。
人がゴ○のようだ
評価は分かれますが蒋介石は偉大であったことが、この施設から肌で知ることが出来ました。
中正祈念堂を後にしてお目当ての雑貨屋さんのある永康街を目指します。
街角に巨大な樹木。ガジュマルでしょうか
お目当ての雑貨屋さんに到着。永康街はお洒落な店がたくさんありました。建物自体はどこも古いのがこれまた良い雰囲気を醸し出しています。
目指していたのは「來好 ライハオ」。HISのクーポンで来店するだけで何かがいただけるとのことでした。1階と地階に可愛い雑貨が並んでおりました。漁師バッグを縮小させたキーホルダーをお土産にすべきか悩みましたがやめておきました(帰ってきてからネタとして買っておけばよかったと少し後悔)。

ライハオの向かいの路地の壁にツバメの繁殖物語が描かれていました。可愛い。

そしてその壁の前で佇む私を盗撮されておりました。
子供達「お父さん、何を目指してその色のジャージを買ったの?イカゲーム?(苦笑」
イカゲームとか見たことないし知らなかったんだってば。Googleで調べてみたらそのものですやん!
ムスメはこんなファンシーなドリンクホルダーを購入して喜んでおりました。台湾で流行っているようですが便利には思えないんですけど
ライハオの近くに葱パイのお店「天津蔥抓餅」があったので子供達に並ばせて買っておいてもらいました。
なぜ自分たちで葱パイを買わなかったかというと信号を渡った先にある...
「小南門伝統豆花東門店」で豆花を食べるためです。そろそろホテルに戻って荷物を受け取って空港を目指さなければいけないので役割分担ということで。
優しい甘さの豆花。台湾現地でならいつでも食べられると思っていたのですが、タイミングを逃し続けて結局最終日の終盤で何とか口にすることが出来ました。なんだか帳尻合わせみたいですが、これで台湾で食べたかったものは食べたかな。
ホテルに戻って預かっていもらっていた荷物を受け取り、台北松山空港までのタクシー配車をお願いしました。
タクシーは遊園地のアトラクションか!ってくらいめっちゃ荒っぽい運転。どけどけどっけ~!な天上天下唯我独尊の運転に思わず「うわっ!」って声を上げるくらい。しかも運転中にスマホでゲームをしてるし、平気でゲップはするしで無事に空港に着いて一安心。2台に分乗しましたが、もう1台もやっぱり荒っぽかったらしい。台湾のタクシーは安いけど、リスクは高い。
フライトの2時間前に出国完了。
フライトまでのひとときで台湾最後の食事をいただきました。角煮定食うまかったっす。付け合わせのキムチも美味かった。
現地時間18時25分、定刻通りに離陸してすぐに提供された機内食。チキンと何を選べたのか忘れましたが、空港で定食をがっつり食べたのでメインの鶏肉定食を無理やり詰め込む格好になりました。羽田から運転しなければいけないので復路もビールは自重。ちいかわのスイーツはお土産にします。ご馳走様でした。
羽田への帰りの飛行機は偏西風の影響か大幅に飛行時間が短縮され2時間ちょいであっという間に着陸。22時半には入国を終え23時には自宅近くのセブンで夜食を物色しておりました。往路の飛行時間は4時間弱かかったけど復路は2時間強ってことは片道3時間。台湾は近いな。そして家が羽田の近くって最高!下手な国内旅行より移動の疲労ダメージ少ないわ。

ムハ~。これでも台湾土産のごく一部であります。夜市の屋台飯は人の多さで空振りしてしまいましたが、お土産はしっかりと打点を稼がせていただきました。それはそうとお菓子ばっかり買いましたなぁ。
個人的にもっと買って帰ればよかった~!と後悔しているのが「德昌 黑胡椒豆乾」です。台湾系YouTuberがオススメしていたので半信半疑で黒胡椒味を一袋だけ買って帰ったのですが、ちょいグロテスクな見た目に反してお酒のつまみの最強格と言って良いほどの美味さでありました。次回は色々なフレーバーの豆乾を買って帰るぞ!あまりにもこの味が恋しくなったら「Taiwan Love 台湾商品専門店」でポチろうと思います。

てなわけで家族で行く台湾旅行2泊3日の報告でありました、取り留めなく内容も薄い紀行文で申し訳ありません。急遽決めて下準備もそこそこに出掛けてしまったり、日程的に人が出る時期に台北を訪れてしまい思ったように夜市を楽しめなかったりしましたが、それはそれで旅の思い出。家族全員で台湾を訪れ、美味しいものを食べて思い思いの旅の土産を無事に持ち帰ることが出来たのですから良い旅だったではありませんか。家族5人で旅に出る機会も今後はまぁそう無いと思いますので、そういう意味でも思い切って出掛けて良かったと思います。旅を通して家族を牽引してくれた妻に感謝です。
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