
台湾旅行2日目の朝。本日も晴天なり。
さてお楽しみのハイアットの朝食ブッフェ。子供達はとても楽しみにしていて朝一番の6:30から参戦する気満々だったはずなのですが、若者たちもさすがに旅の疲れで起きられず8:00からの開戦となりました。どんまい。
ハイアットの朝食ブッフェは凄すぎるぞ!ハムやベーコンやオムレツといったところは当然、台湾料理や中華料理もそらもう大充実していてとても一日では食べ尽くせないだけのメニューがあります。
そうそうパンも相当充実していて神様にいくばくかの寿命を捧げる代わりに胃袋を3倍くらい大きくでもしてもらわない限り、大渋滞した美味い料理群を楽しみ尽くせません。
飲茶コーナーにヌードルやワンタンがいただける屋台風ライブキッチンなど、もうワクワクが止まりません。
盛り方が美しくないですが、どれも味は絶品です。美味しい料理がたんまり用意されているのに、これっぽっち食べたらほぼ満腹になる自分の老いが恨めしい。
美味しい朝食をお腹いっぱいいただいて少し休憩したら観光に出発です。
赤い地下鉄と緑の地下鉄を乗り継いで「迪化街」最寄りの北門駅を目指します。
公衆電話やポストがカラフルで可愛い
ジョーマローンとやたら縁のある旅だな今回は
11時、迪化街のメインストリートに到着。いや~賑やかな装飾が良いですね~。春節が近いからでしょうか、それともいつもこんなに賑やかなのでしょうか。車両通行止めになっていたのでクルマの往来を気にせず縦横無尽に店を見て回れました。

異国情緒たっぷりなのにどこか懐かしい街並み。干しシイタケがどっさり詰まったビニール袋がうず高く積まれていたり、カラスミの呼び込み販売がされていたりと迪化街ならではの光景も楽しい。路地の雰囲気も独特で観光客がひっきりなしに訪れてはスマホで自撮りしてました。もちろんうちの家族も。
イマドキのベーカリーには長い行列が
孤独のグルメの舞台にもなった街の食堂は大にぎわい。タンツーメンとルーローファン、食べたいけど朝飯ブッフェ食べ過ぎて当然胃袋に余白無し。
迪化街中ほどに大きな施設「永楽市場」がありました。少し中に入ってみましたが身動き困難なくらい人で埋め尽くされていたので、トイレだけ借りて逃げ出してきました。次回(果たしてあるのか?)はもう少し空いている時に訪台してゆっくり見て回りたい。

雑貨屋さんでのお土産探しはとても楽しい。名物の漁師バッグ系はスルーして勤務先の上司が可愛いマスコットキーホルダー好きなので、台湾らしい可愛いマスコットキーホルダーを必死に探しました。

民生西路を渡るとさらに歴史を感じさせる街並みに。
台湾オレンジでしょうか?ホテルで食べたら日本のミカンよりも爽やかな甘みで美味しい柑橘でした。フルーツも美味しいですよね、台湾は。
YouTubeで見て絶対行きたいと思っていた「旺萊山」に到着。思っていたよりもこぢんまりとしていましたが、歴史を感じる街並みの中でひと際近代的な店舗なので目立っていました。
店員さんに勧められるままに試食。ホッとひと息つける温かいお茶と一緒にパイナップルケーキを一個まるごと食べさせていただきました。
手作りの素朴さが好感持てる旺萊山のパイナップルケーキはボリュームがあって食べ応え十分。優しい味わいで甘さも酸味も控えめで食べやすい。お土産はコレに決定だ。
新年仕様だろうか?パッケージも可愛い。台湾土産の定番だけど、喜んでもらえるといいな。
迪化街でのショッピングを楽しんだら10分ほど歩いて「家樂福(カルフール)重慶店」へ。初めて訪れる土地のスーパー、さらに異国のスーパーってのは品物を見て回るだけでも楽しいものであります。そしていよいよ台湾土産の購入も本格化。台湾のお菓子やインスタント袋麵にお茶などを爆買い。

カルフールから寧夏夜市の北の入口まで歩いて戻ってきました。タピオカドリンクの有名店「50嵐」があったので子供たちはすかさず購入してました。
慣れない海外旅行なのに初日も2日目も、結構な人混みの中を長時間歩き回っていて家族みんな疲弊していました。地下鉄駅までさらに歩いて地下鉄を乗り換えて宿に戻るっていう気力が失われていくのが肌で感じられましたので、初Uberにチャレンジしてみました。
家族がいっぺんに乗れる6人乗りのシエンタとマッチング、グランドハイアットまで約20分の道のりはやっぱりラクだった。これは大正解でした。寡黙ですが親切なドライバーさんだったし、初Uberで力加減が分からなかったのでチップは最高額で。チップ込みで2,500円ならタクシー2台で移動するよりだいぶ安かったのではなかろうか。
カルフールで買ってきた台湾土産、空荷で日本から持ってきたスーツケースはすでにパンパン。ま、これこそが海外旅行の醍醐味であります。

父がホテルの部屋でぐったりしている間、子供達は小腹が減ったらしく台北101のマクドナルドを買ってきて食べたそうです。ホットドッグっぽいのはファミマかな?

少しホテルで休憩したらHISの九份ツアーに参加。16時にホテル前で待ち合わせ。迎えに来たバンに乗り込んで台北駅で観光バスに乗り換えました。
他のホテルからのお客さんも合流して九份まで約50分のバスの旅。驚くなかれ現地ツアーガイドさん、九份までの道すがら喋りっぱなし!九份での身の処し方(行くべき場所や注意事項など)は必要事項ではありますが、九份を見物し終えてからのオプショナルツアーの売り込みの圧が凄かったです。商魂逞しい。
予定通り50分で九份に到着。
ふもとの食事処でツアー参加客と相席で晩御飯。お互い気を使う日本人の他人同士ですので、なんだか食べた気がしねぇ
食後は九份の中心を縦に貫く賢崎路の石段を登って最初の広場へ。
みんながみんなスマホで思い思いに阿妹茶樓をバックに写真を撮っていました(自分含む)。
阿妹茶樓でひとしきり写真を撮ったら九份での目的はもはや果たしたとは思いましたが、さらに石段を登って商店街へ
台湾土産を物色しにガイドさんが薦めてくれたお茶屋さんに向かいます。
左がお茶屋の店内。試飲もたくさんさせてもらいました。東方美人やプーアル茶などあれこれ結構な散財。右は台湾のフルーツ「釋迦頭」。なるほどお釈迦様の髪形にそっくりだ。美味しいのかどうか半信半疑で手を出さなかったけれど、日本では食べられないフルーツなんだから食べておけばよかった。次回の宿題。
赤い提灯が並ぶ街並みも映えますが、山に散在する建物や港の夜景もこれまた美しかった。

商店街をそぞろ歩きしていたら芋圓が食べられる「賴阿婆芋圓(ライアーボーユィユェン)」を発見。
温かい芋圓を注文
一杯のかけそばではありませんが一杯の芋圓を家族5人でシェア。これがなかなか美味しかった。豆花とか芋圓とか台湾の甘味は優しい味だけど美味しいですよね。ちなみに家族5人でひとつの芋圓をシェアしていた様子をまわりの台湾人に指差されて笑われていたようです。みっともなかったんでしょうね、まぁ旅の恥はかき捨てで申し訳ないってことで。
芋圓のお店の先には臭豆腐のお店がありました。家族たちは全く近寄ろうともしませんでした。匂いが強烈だというのです。確かに何らかの香りは漂っていましたが、個人的にはあまり嫌な香りには思えませんでした。ただもし万一、お腹の調子を崩しても宜しくないので遠出した先での臭豆腐のチャレンジは自重しました。これまた次回の宿題。
商店街を冷やかして下山、せっかくなので写真だけじゃなく中腹にある阿妹茶樓さんでお茶をいただくことに。
お作法をお店の人に説明していただいてから自分たちで茶菓子を食べながら台湾茶を愉しませていただきました。が、心行くまでのんびりお茶を愉しんではいられませんでした。バスの集合時間が迫っていましたからです。自由時間2時間なんて持て余すと思ってましたが、阿妹茶樓でお茶するとなると足りませんでした。
九份、最後はアタフタしましたが心残りなく観光し尽くせた気がする。次回はツアーじゃなくて気ままに電車とバスを乗り継いで昼間の九份を楽しむ方が良いような気がするな。
九份からの復路は台北駅ではなく「饒河街夜市」で一旦解散。ここからは現地ガイドさんの独壇場。饒河街観光夜市を楽しんでからマッサージ店にご案内~~~!ってのがガイドさん自慢のオプショナルツアー。私を除く家族はフルでツアーを楽しむそうです。私はひとり宿に帰らせていただいて、ファミマで買ったビールと無印良品で買った乾きモノで台湾最後の夜をしみじみと過ごしました。
私が宿でしんみりと晩酌をしていた頃、家族たちは饒河街観光夜市名物の胡椒餅を食べてから、足やら顔やら各々がマッサージを施されて癒されたそうな。
う~む台湾旅行の最大の醍醐味と言えば夜市なのに、私は夜市を不完全燃焼のまま台湾の夜を終えてしまったなぁ。いやいや後悔するな台湾は近い、次回の宿題を作るのも旅の醍醐味さ。
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