2024-02-23

ブラタモリを見て金沢文庫へ

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肌寒い小雨模様の休日、金沢文庫を訪ねました。以前訪れた時は生憎、休館日でしたので初めての訪問となります。

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金沢文庫を訪れるきっかけはブラタモリを見て。

ブラタモリはこの3月で放送終了となることが発表されましたね。毎回録画予約をする数少ないTV番組でしたので残念に思いますが、同時にタモリさんお疲れさまと。博識で聞き上手、気配りも出来る「タモリ」という存在は得難いキャラクターですが、年齢的にもうそろそろ過酷なロケから解放してあげないとですからね。

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金沢文庫の前に先ずは金沢北条氏の菩提寺である称名寺にお参り。

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赤門をくぐり仁王門の脇を通って金堂前の阿字ヶ池を渡す太鼓橋の先でオナガガモが群れていました。元気に飛び回るカワセミの姿も観察出来ました。

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称名寺の金堂、左手は釈迦堂。

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ブラタモリで紹介されていた北条氏ゆかりであることの証しであるミツウロコ。釈迦堂の屋根ではタイワンリスが盛んに採餌してました、屋根を壊さないでね。

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称名寺と金沢文庫の間には広い空き地。移転する前の金沢文庫があった場所のようです。

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広い空き地に偕樹(偕の木 / 孔子木)。

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日本には自生しない台湾や中国由来の木だそうです。日本では教育機関などの庭に学問の木として植えられたそうです。貴重な和漢の書が収蔵された金沢文庫にふさわしい植樹ですね。

金沢文庫

称名寺から金沢文庫に抜ける中世の古い隧道。現在は通行禁止。

金沢文庫

その脇に作られた新しいトンネルを通って金沢文庫へ。

金沢文庫

シックで現代的な外観。

金沢文庫

金沢文庫

訪れたこの日は「称名寺の賢聖衆(げんじょうしゅ)」という特別展が催されていました。

金沢文庫

10時50分くらいに金沢文庫を訪れましたが、なんと11時から学芸員さんの解説付きでこの特別展を見て回れるとのこと。しかも無料で。いや~なんという幸運。

ブラタモリ放映以来、来館者が目覚ましく増えたそうですが、この日、学芸員さんの解説を伺いながら館内を見て回ったのは私たちを含めて10名足らず。贅沢な時間だった。

声聞、賢聖衆、福田、大乗仏教.....

紀元前から続く仏教の変遷を特別展のテーマに沿いながらというのは非常に難しい解説だと思いますが、泉のように湧き出る知識を分かりやすい言葉に変換しながら、時にユーモアも交えて解説してくださった学芸員さんは本当に素晴らしかった。深く濃密であっという間の90分でした。

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称名寺、金沢文庫と巡った後は野島の「やすらぎ」さんへ。ランチタイム終了間際で滑り込みセーフ。そんなに間を空けずに再訪したつもりでしたが、お店が建て替えられて新しくなっていてビックリ。

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わたくしアジフライ定食、妻は本日の煮魚(カサゴでした)定食を注文。こちらの料理にハズレ無し。安定の満足感でありました。ご馳走様でした。

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昼食後はコストコ金沢シーサイド店で夕食やらもろもろを購入。いつもはお客さん少なめで平和な金沢シーサイド店ですが、この日は駐車場も店内もいっぱい。3連休前日だったからかなぁ。

ブラタモリのおかげで良い休日を過ごせたわ。タモさんありがとう。

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