2024-01-26

夫婦で行くお伊勢参り【前編】

お伊勢参り

架線事故で東北・北陸・上越の新幹線が終日運休した翌日。影響が無いかドキドキしつつ、東海道新幹線に乗ってお伊勢参りに出掛けました。

お伊勢参り

新横浜6時11分発ののぞみ99号に乗車。

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朝食はKIOSKで買ったそば屋の天むす。津の千寿と並んで美味しい天むすです。たくあんの味も良い。

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7時27分名古屋着。相変わらず名古屋駅はすごい人出だ。ぴよりんと金時計を横目に近鉄の改札へ。

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慣れない券売機で特急券を購入。

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近鉄特急ガチャとしてはハズレなのかな?それでも初めての近鉄特急にワクワクしながら乗車。ホーム向かい側には大阪難波行の「特急ひのとり」が停まってました。深紅のボディがカッコいい。あれも乗ってみたい。

名古屋駅を出ると急に吹雪いてきました。そういえばこの冬最強寒波が日本を襲うとニュースがあったな...まぁ伊勢は南の方だから大丈夫だろう。

お伊勢参り

9時13分伊勢市駅到着。JR側の改札まで長い跨線橋を移動。ちなみにJR側出口と近鉄側出口は自由通路じゃありませんのでご注意を。

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改札脇のコインロッカーに大きな荷物を預けてバスターミナルへ出ると「07 内宮前」と表示されたバスが来ていましたので、少し迷いながらも乗車。事前調べでは内宮前へは55系統のバスって結果だったんですが...まぁ内宮前に行く他の系統もあるのだろう。遠回りになりませんように。

(あ、伊勢神宮参拝の回り方としては外宮から内宮というのが習わしだそうですね。旅程の都合で...すみません)

お伊勢参り

木目調・レトロ調の車内は良い雰囲気です。Suica払いOK。

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遠回りすることなく内宮前に到着。妻は小学校以来、私は初めての伊勢神宮参拝です。

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日本国民の総氏神である天照大神が祀られています。

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宇治橋を渡っていよいよ神域へ。キャップも手袋も外し畏まり厳かな気持ちで域内へ進みます。

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玉砂利の広くて長い参道。

お伊勢参り

手水舎の先には清らかな流れの五十鈴川ほとりへ下りる階段があります。ここで身を沈めて...手だけ清めさせていただきました。

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鳥居にお榊。

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妻は授与所で御朱印を。こちらにはお札やお守りはもちろん神棚までありました。式年遷宮御造営資金の奉納もこちらで。

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遂に御正宮を参拝。

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御正宮参拝をして階段をおりると、なんとアオバトが迎えてくれました。横浜周辺では超レア鳥、まして冬場に観察するなんてことは先ずありませんからびっくりしました。人慣れしているようでかなり近くまで人が来ても飛び去らずに落ち着いていました。

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別宮の荒祭宮や風日祈宮もお参り。

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内宮の参拝を終えて域外へ。ああ素晴らしい体験が出来た、日本人の務めを果たした気分だ。

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そしてお伊勢参りのお楽しみ「おはらい町」へ繰り出します。

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伊勢で初めて口にすべきはやはり、伊勢うどん。11時ちょっと前でしたが、すでに開店していた岡田屋さんの暖簾をくぐりました。

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シンプルな伊勢うどんと玉子入りを注文。ぶよぶよとした独特な食感と真っ黒で少な目のタレ。思ったよりも柔らかく、思いのほかにさっぱりとした味でした。美味しかった。長旅で疲れた身体に優しいうどんですね、確かに。

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まさかの昼飯はしご。今度は伊勢牛を食べさせてくれる豚捨さんへ。

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とても落ち着く店内。2階のテーブルに通されました。

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牛丼の並を注文。「牛」印の器が可愛いです。

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並は伊勢牛ではありませんが、甘辛く煮込まれた牛肉はこっくりと濃い味でご飯が進みます。二人ともしっかり完食。まわりのテーブルの様子を観察していると、みなさん伊勢牛使用の「上」と「生卵」を注文してました。う~む次回はそうしよう。

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おはらい町の中心部は赤福の子会社である伊勢福が運営する「おかげ横丁」があります。

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「江戸時代の鳥居前町の様子はきっとこんなだったろう」という雰囲気を上手に演出しています。これは来るだけで楽しくなる町ですね。(参考リンク:お蔭参り / Wikipedia

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伊勢は、いや三重県は赤福が牛耳ってますな~。

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おかげ横丁で甘味でもと思いましたが、うどんと牛丼で胃袋が埋め尽くされましたので次の目的地の二見興玉神社へ向かいます。

お伊勢参り

二見興玉神社へは神宮会館前というバス停から伊勢二見鳥羽周遊バスCANばす」に乗りました。夫婦岩東口(所要時間25分 / 運賃630円)で下車し、伊勢シーパラダイスの施設内を夫婦岩方面に歩いて行くと神社に到着です。

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竜宮社
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この日の伊勢湾は強風で荒れ模様でした。気を付けないとキャップが飛ばされそう。

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夫婦岩。内宮に比べると観光客は少なめ。

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本殿にお参り。

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神の使いとされる二見蛙が水を注ぐ手水舎。裏参道からお参りした格好になりました。

そうそう外宮から内宮を回るのが古くからの習わしですが、さらに言うと二見興玉神社で禊をしてから外宮を参拝するのがさらに正しいお伊勢参りの作法だそうで...私たちはバラバラな回り方してますね。

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二見興玉神社から娘にお土産を頼まれた「御福餅本家」を目指します。

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重文の賓日館、なんとなく入りにくくて見学せずにスルー。そうそう来るところじゃないから見学しておけば良かったなと少し後悔。

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着きました御福餅本家。イートインはやってないみたいだけど、売店は開いていましたので娘に頼まれた「お福餅 抹茶」を探しましたがショーケースに見当たりません。店員さん曰く「月曜と金曜だけの販売です」とのことでした。残念。オンラインショップでも買えず、電話にて注文してくださいとのこと。難易度高ぇっす。せっかく来たので日持ちのする抹茶味の包み餅を購入しました。

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お福餅とお茶の口になっていたので、お隣りの赤福二見支店へ。

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盆と抹茶、赤福ぜんざいで一服。やっぱり赤福は美味しいわ。

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赤福を堪能してから二見浦駅へ。外宮と今夜の宿のある伊勢市駅はふた駅先。お参りの順番としてはめちゃくちゃだけど、旅程としてはロスの無い組立てと自画自賛。

ところが日本を襲ったこの冬最強寒波の影響か、強風のため参宮線はダイヤに大きな乱れが発生。乗ろうと思っていた快速みえは運行取り止め!寒風遮る物の無いホームで40分の待ちぼうけは辛かった。参拝順序を守らなかった戒めだな。

中編に続く

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