2026-06-13

【後編】いつかきっとを叶える長野の旅 ~ ライチョウを探しに立山黒部アルペンルート

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前編からの続き

宿泊した部屋からは北アルプスが見渡せる。今日も良い天気だ!いつも天気に恵まれない我らにしては珍しい

今日は立山でライチョウ探しだ!

正直、見られる可能性はかなり低いけれど、そこに行かなければ何も始まらない。行ける時に行っておこう

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ホテルモンターニュ松本の朝食ブッフェで腹ごしらえ。品数は多くないけれどどれも美味しい。特に麦味噌を使ったお味噌汁が絶品だった。ご飯おかわりしてしまった。満腹

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先ずは長野側のアルペンルート出発点である扇沢駅へ。ここにクルマを置いて関電トンネル電気バスに乗り込みます


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ここで往復チケットを購入します。私の思い違いで途中までしかチケットを買っていなかったけど何とかなりました

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9時30分発の電気バスを待つ列。平日ですが結構な人数です。そして多分、名物イベントなのでしょうけれど、バス待ちの間に関電社員さんの軽妙なお弁当販売タイムがあります

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30年以上前に同じ扇沢駅から黒部ダムを訪れたことがあります。その頃は電車と同じ様に架線から電気を得て走るトロリーバスでしたが、現在はバッテリー駆動の車輛に進化し更に省エネ化を実現したとか

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黒部ダムまでは所用時間16分。難工事だった破砕帯などを通って行きます

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黒部ダム駅に到着。せっかくなので220段の階段上りコースを選択

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階段の途中に破砕帯のおいしい湧水の給水ポイントがあります。持ってきたペットボトルに満タン入れました。ちょっとだけ心配でしたがお腹を壊すことも無く、美味しくいただけました

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階段を上りきると黒部湖、黒部ダム、立山連峰が一望できる展望台に出ます

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風景が雄大過ぎて何だか現実感が無い。昨日の上高地に続いて好天下での絶景!いやしかしこんな未踏の地にこれだけの施設を作ろうと考えて、実際に作ってしまう人間ってのは本当に凄いなぁ

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工事の過酷さを想像しながら黒部ダムの上をテクテク歩いて今度は黒部平に向けて、黒部ケーブルカーに乗り込みます

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垂直なんじゃないかと思うくらい凄い角度だ。平均斜度27度で最大斜度31度だそうです

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黒部平から立山連峰とロープウェイ越しの大観峰駅を望む

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立山ロープウェイに乗り込みます

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立山ロープウェイは雪崩が多い地域にあるため、途中に支柱の無いワンスパン方式を採用しているそうです

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なんだか恐ろしいけれど

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所用時間7分で大観峰に到着

大観峰にはイワツバメのコロニーがあるようで、すごい数のイワツバメが飛び回っていました

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目的地の室堂に向けて最後の乗り物である立山トンネル電気バスに乗車

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11時25分、室堂に到着。今までの途中駅とは様子が全く異なり、人でごった返しています。ショップも充実していてホテルも併設されていて、とても標高2,450mにいるとは思えない賑わいです

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しかし一歩駅から外に出るとそこは確かに高山エリア。まだまだ残雪がたっぷりあり、気温も低く防寒を兼ねてレインウェアを着ましたがそれでも寒い。手袋とユニクロの薄手のダウン持ってくるべきだった。妻にはレインウェアの下にフリースベストを着せたので寒くなかったようです

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上高地もアルペンルートも登山靴で臨んで本当に良かったです。石がゴロゴロ転がる遊歩道やシャリシャリの残雪などはスニーカーでは危険すぎますからね

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みくりが池という名の美しい火山湖。まだ雪解けは50%といったところでしょうか。それでも美しいブルーの湖面を見ることが出来ました

そしてここで奇跡が!

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ライチョウです!

ハイマツからオスのライチョウが顔を出してくれました!遭えた!本当に遭えた!

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しばらく双眼鏡で眺めているとメスもハイマツからトコトコと出てきて、我々の存在など意に介さずに番いで足元まで歩いてきてくれました!

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ライチョウのオス、目の上の赤い肉冠がチャームポイント

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つぶらな瞳をしたメス、とにかく可愛い。特にこの個体は自由奔放で人をまったく恐れず、好きな所にズンズンと進んで行く無邪気さがたまりません

そんなメスを心配して番いのオスは常に鳴いてメスに声をかけていました。時に人とメスの間に入ってちょっとした威嚇のようなこともしてました

あんまりしつこく追いかけて観察しても可哀想なので適当に切り上げて、みくりが池周回コースを進んでいくと

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また違うライチョウの番いと出逢うことが出来ました。何年分かの幸運をここで使い切ってしまったかも知れません


思い切って来て良かった

ライチョウ、見られたら嬉しいけど見られなくても仕方ないって思っていたから、こんなに呆気なく、それもこんな至近距離で観察できたなんて夢のようです

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夢って望めば叶うんだなぁ。俺、ライチョウ見ちゃったよ、この目で直に。

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身体は冷え切りお腹も空いたので駅併設のホテル立山に立ち寄って昼食にします

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身体がカレーを欲していた。カツは半分こ。ものすごく美味しくて、心まで充たされました

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室堂を13時15分に出発して扇沢に戻れたのが14時45分。帰りはツアー客とバッティングしてすべての行程で混雑

ちょっと消耗しましたので、1時間ほどクルマを走らせたところにある「竹風堂あづみ野店」で甘味を補給。生き返った

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宿に戻って日が暮れるまで昼寝をしたら松本の街に繰り出します。前の晩は長野の日本酒を和食と一緒に楽しみました。今夜は長野のワインだろうってことで駅近の「イタリアンクロス」ってお店へ。もちろん直感を信じて

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カウンターに腰を下ろして

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先ずは生ビールで今日の幸運に乾杯。お通しのトマトと豆乳のスープが激ウマで勝ちを確信

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ジャコのサラダやら

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たたき長芋とブリのカルパッチョやらで生ビールをグビグビいただいて

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妻が頼んだ白ヒラタケの網焼きが、ものすご~~~~く美味かったので

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松本平ブラッククイーンにスイッチ。これがまた美味いのなんのって大当たりだったな、このお店!

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ラムチョップや枝豆でクイクイとワインを飲み進めたら

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〆の魚介のトマト雑炊。これがまたクッソ美味くて悶絶。大満足大会

また最高の一日になってしまった

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素晴らしかった2日間を噛み締めながら、最終日の朝飯もご飯おかわりのわんぱく食べ

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松本に来たのだから国宝の松本城を訪れずに帰るわけにいかないでしょう

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なんとお堀にコブハクチョウが。すごく丁寧に羽繕いをしていて可愛かったなぁ

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なわて通り商店街を冷やかしたら

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松本出身の芸術家 草間彌生の作品が鑑賞できる松本市美術館

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天才ですね、彌生ちゃんは。体験できる作品まであって見応えありました

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長野に来たのに蕎麦を食べずに帰れないので、美術館からすぐの「手打ちそば 山がた」さんで昼食

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冷水でグッと締まったコシのあるお蕎麦をズルズルっと。美味しかったなぁ。とりあえず今回の旅は蕎麦をもってやりきったな

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横浜に戻る途中で立ち寄った諏訪湖SAで巣立ち直後の可愛いツバメの幼鳥を愛でつつ

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自分へのお土産で買った峠の釜めしを自宅で食して長野の旅を締めくくりました

「上高地」「ライチョウ」といつかきっと...って思っていた夢を一気に叶えることが出来た旅になりました。上高地も立山も晴天に恵まれとても幸運な3日間でした

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